半年くらい前、仕事で遅くなった時のこと。夜1時半くらいにマンションに帰り、エレベータを降りて、自分の家に向っていた。1階あたり5部屋ありました。僕の部屋は角部屋でした。途中に4部屋あるわけですが、3部屋目（中央の部屋）を…
空き部屋の中から
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健康診断
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初めて病院で健康診断を受けた時の話しです。 心電図が終わり待合室に戻ると、看護士さんが今日だったらオプションで腸の検査が出来ますが、どうしますかと聞いてきたので、時間もあったし、ついでと思って追加しました。 しばらくする…
心霊スポット
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夫の海外赴任に3年間同行していて、帰国してすぐに仕事が決まり、なんだかバタバタと忙しく、庭の手入れも確かに碌にしていませんでした。妊娠発覚してつわりがひどく、休職して2ちゃんを知り、いろいろ読みふけって辿り着いたオカ板の…
鏡の中
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鏡の中の話だ。 小さい頃、俺は何時も鏡に向かって話し掛けていたという。 もちろん、俺自身にはハッキリとした記憶は無いが、親戚が集まるような場面になると決まって誰かがその話を始める。 近所には同じ年くらいの子供が居なかった…
最後の日
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今日はお腹の赤ちゃんと家で過ごす最後の日。何より大切で誰より愛しかった。初めて人の命が大事だって思えた。なのに産んであげることできなかった。ﾀﾞﾒなﾏﾏで本当にごめんね。先生に無理言って最後のｴｺｰ見せてもらったら、小さ…
二つの丸い影
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去年の夏頃に私は静岡のあるブティックで理解不能な経験をしました。 その店には月に何度となく立ち寄っていたので、店員とはすっかり仲良くなり休みの日はたまに一緒に出かけたりするほどでした。 そしてその日もいつもの様にフラッと…
海外ではバッチリだったのに…
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海外では見知らぬ土地でタクシーの値切り交渉なんか当たり前だしヒッチハイクもやった。 飛行機にも何度も乗った。 これらの経験は帰国してからの自信というか度胸につながると思ってた。 （なにせ田舎だし） と思ってたんだけど、こ…
母の弁当
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もう、すごく昔の話。 小学2年のとき父が交通事故で逝ってしまったので、弁当がそれからしばらく白飯に梅干とか漬物とかそんなんばっかりだったときがあった。 でも子供ながら事情はなんとなくわかっていたので、別に気にしていなかっ…
ローラーに指をもぎ取られた
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会社で不良品が発生して 取り除いてたら ローラーに指をもぎ取られた メリメリバリッって小指もぎ取られた 救急車を待つ出口まで走ったら皮一枚でぶらさがる小指が落ちた 会社は知られてはマズいと救急車呼んでくれず上司の車で病院…
奇跡
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友人A（以下A）「おい！俺すげぇ発見しちゃった！！」 俺「は？なんよ？」 A「おまえって、何年産まれ？」 俺「酉だけど？」 A「やっぱなぁ！！」 俺「はぁ？」 A「俺の周りの奴らもみんな酉年生まれでさ、もしやと思って調べ…
パスタ100g分
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「勃起したチ●コと同じ太さの束が、ちょうどパスタ100g分」 というのがパスタ好きの間では語り草になっている。 私もその計量を実践していたのだが、今日スーパーの特売コーナーで 「100gに分けたスパゲッティ」 を見かけた…
カツラが…。
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これから話す話は、マジであった話です。 これは、マジで恥ずかしい＆悲劇ですので、笑ったりと、どうぞお楽しみくださいｗｗ それは、私が小学六年生の頃だった。その日、私達、六年生は遠足で東京へ行くことになっていた。私は楽しみ…
オヤジの息子で良かった
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先週の土曜日、嫁と子供を連れて俺の実家へ帰った。 小雨ぎみの鬱陶しい天気だった。 家まで数分という住宅街の中の道に差し掛かったとき、スーパーの袋とオシメの袋を持ったまま、信号待ちをしている親父がいた。 道幅は数メートル、…
百鬼夜行の足音
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あれはまだ中学生の時です。 風水の番組かなんかやってて北向きの玄関が良くないとかどうとか言ってたんです。 その時、ふと友人Ｈの家が北向き玄関だった事を思い出しました。 彼は幽霊話とか嫌いなのでちょっと脅かしてやろうと思い…
エロ本
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あー・・・ちょっと違うかもしんないけどさ、先輩が買ったエロ同人小説。昔のことだし、手元にあるわけじゃないから記号とか内容については間違ってるかもしれない。その本、なんでそんなことになってるのかは知らないけど、「ー」が「ﾏ…
地元の人なら絶対泳がないような波
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私が高校生だった頃… 夏休みも終ろうとしている8月の終わりに友人と3人で海に行ったのですがその日の日本海は結構波が高くて今日は帰ろうということになりました 実際泳いでる人は一人もいませんでした。（田舎の、穴場みたいなとこ…
可笑しな姉弟
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本当に出来心だったんだけど、脱衣所のカゴにほんわりと乗せてあった姉のブラジャーに欲情してしまい、つい匂いをかいでしまったんだよ。 で、やっぱりそこにバッチリ姉が登場するわけ。 頭の中真っ白になってしまい、どうしようどうし…
自転車に乗った爺さん
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帰宅途中でのこと。 原付で細い裏道を走っていると、向こうから自転車に乗った爺さんがやってきた。 なんかフラフラしてて…、いや、自転車じゃなくてもやばそうな耄碌した爺さんだった。 通り過ぎ、ミラーで見ると案の定転んだ。 引…
鳥籠の中に
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大学の講義のとき、北村透谷の詩を読んだ時があった。 前に座ってる人から順番に読んでいくんだけど、私の前の男（単位稼ぎにこの授業とってた）が居眠りしてて隣の奴に起こされて慌てて読み出した。 『鳥籠の中に～』というくだりを奴…
メロンパン
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ふと気がつけば、もう随分と昔の話。 学校帰りに東武のデパ地下を通りかかると、丁度パン屋でメロンパンが焼きあがったところだった。試食させてもらうと中々美味かったので、俺はオヤジへの土産と自分の分の二つを買った。甘いものが好…
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