高校1年の春だった。 まだクラスの顔ぶれがどんなもんかわかってない、そう、入学式から確か5日目あたりだったと思う。 俺のななめ右に、ひょろひょろのいかにもガリ勉君みたいなタイプの男が座っていた。 うしろから見ると時代遅れ…
時代遅れの角刈りでヒョヒョロの高校生
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高校1年の春だった。 まだクラスの顔ぶれがどんなもんかわかってない、そう、入学式から確か5日目あたりだったと思う。 俺のななめ右に、ひょろひょろのいかにもガリ勉君みたいなタイプの男が座っていた。 うしろから見ると時代遅れ…
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変な縁で知り合った「わんこ」ってあだ名の男がいる。 趣味の世界で、俺の弟子的な存在であだ名の通り、犬みたいに人の言う事を聞く ドジなとこもあるが、子供と犬を愛する心優しい好青年だと思ってた。 ある時、俺の彼女がサークル仲…
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