幼稚園の頃、同級生に足の不自由な子が居た。 その子がいつもヒョコヒョコ歩くのを幼稚園のみんなが笑ってた。 私もその子のことを「変な歩き方するなー。」って子どもながら思っていたけれど、小心だったからか特に口に出すこともなく…
幼稚園の頃に脚が不自由な同級生がいた。あの子がとても大人に感じた。
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幼稚園の頃、同級生に足の不自由な子が居た。 その子がいつもヒョコヒョコ歩くのを幼稚園のみんなが笑ってた。 私もその子のことを「変な歩き方するなー。」って子どもながら思っていたけれど、小心だったからか特に口に出すこともなく…
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お節介な友人の話。 もうガキじゃないんだから、事あるごとに一々電話してこないでいいです。 ちゃんとメシ食ってるか? あぁ、昔と違ってちゃんと自炊してるから心配しないでいいです。 だらけてないか? うっとおしい誰かのおかげ…
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学生時代に住んでいたボロアパート。 子供の頃から何かと辛く当たる親についに切れ、殴り合いの大喧嘩の末、 バイトで貯めた貯金をはたいて家出同然に出てきた。 家賃が凄まじく安いかわりにほとんど日の差さないようなところだった。…
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訳あって引き取って育ててたかわいげ皆無なクソガキがけっこーいい大学に受かった。 正月に親戚が集まったときあんまり性格がよくない俺の嫌いなおばちゃんに 「私たちのところで引き取ってたらもっといいところに行けたかもね」 って…
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俺も兄も地元を離れて東京に住んでいる。 両親はおかげさまで田舎で健在。 5年前、俺が車で事故って病院に担ぎ込まれて両親が田舎から飛んできた。 退院するときに両親が再度上京し、いい機会だからと家族4人で集まってご飯でも、と…
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朝方に、いわゆるシュッとしたスーツ姿の若い男子が出てくる夢を見た。 ただし、すごく疲れきった顔つきで、大きな旅行用のバッグを肩に担いでいる。 その子は私に向かって頭を下げて、「お疲れ様でした」と一言言った。 疲れきった彼…
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小学生の時の話。 うちは共働きでよく俺はおじいちゃんに預けられていた。 そんな時、たまにおじいちゃんは俺をゲーセンに連れていってくれたのさ。 コインゲームで11クレ100円の時代。 おじいちゃんは俺に100円玉をくれるん…
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俺が高校生の頃、ある工業団地のそばにあるゲーセンに通ってました。 そのゲーセンは結構外国人労働者の方々も来ていて多国籍ゲェセンって風合いを醸し出してたんです。 ある日、学校をサボって平日昼間からエレベーターアクションリタ…
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父を肺がんで亡くしました。 海外に単身赴任している3年間のうちに病魔に蝕まれたらしいです。 帰国したときにはもう末期で、手の施しようがありませんでした。 気丈で、一度も痛いとも辛いとも言わず、たった2ヶ月の闘病生活で逝っ…
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幼少の頃の記憶を辿ってみて、そこに母親が登場する事は一度しか無い。 祖母の家と叔母の家に、盥回しで預かって貰っていたのだから当然かな? 当時は親戚からのお古の服が、着られればどんな状態でも良いと言って貰ってくるのか、サイ…
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俺のおじいちゃんはとっても優しく怒らない静かな人だった。本当に口数も少ないのだかとっても不器用な優しい人。俺と口喧嘩した時もおじいちゃんからいつも俺のすきそうなおかしを『ひろくん一緒にたべよ。』といって仲直りをしていた。…
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この間の水曜日06/26日、体調を崩して仕事を休んで家で寝ていた時の事。元々バイトの開始時刻が12時からなので世間的には真っ昼間ですが、寝ていて夢ともなんともつかない位の眠りの浅さでふと目を開けた所。布団の足元近くに女の…
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オヤジが俺に封筒を渡してきました。葬式までに必ず読んでおけって。オヤジはその中身を知らなかったらしい。姉ちゃんの分もあるって言っていたから、母さんからのものだってすぐに分かった。俺は本当に弱い。もっと強いものかと思ってい…
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もうだいぶ前の話になるが、名古屋で大雨が降り浸水があった時のこと。俺は仕事をだいぶ早く切り上げてその時付き合ってた彼女と合流したんだが、電車が完全に止まってて帰宅出来ずにいた。そんな時親父から携帯に電話があり三人で合流。…
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一昨日、結婚式だった。新居がまだ未完成のためしばらくは嫁とは別居。昨日一人で自宅に戻ると、親父が一人で酒を飲んでいた。「お疲れ様。昨日はありがとう。」とオレが言うと、オヤジは無言で立って、冷蔵庫からスパークリングワインを…
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糖尿病を患ってて、目が見えなかったばあちゃん。 一番家が近くて、よく遊びに来る私を随分可愛がってくれた。 思えば、小さい頃の記憶は殆どばあちゃんと一緒に居た気がする(母が仕事で家に居なかった為)。 一緒に買い物行ったり、…
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これ、反抗期の時の話しなんだけど、今でも忘れられない。 幼い頃からずっと片親で育ってきた私は、父親と二人暮らしをしてた。友達や親戚から見ても、誰から見ても、私を大事に宝物の様に可愛がってくれて、一生懸命働いてくれてた。 …
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現役高校生放送部員な私。しかも部員が私の他に数人しかいなく、大会前は皆大忙しで殺気立ってる。私が担当しているのはテレビドラマ、ラジオドラマ、朗読。そして大会を控えた今シーズン、始発で登校終電で下校、家では脚本を…
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うちは中学の時、お母さん死んでしまってお葬式のあとの一週間後に父が作ってくれたお弁当は前日スーパーで買ったお惣菜の嵐でした。恥ずかしくて、お母さん何で死んじゃったのと、涙が出てきて帰って来た父に文句言ったの覚えてます。「…
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昨日は私の誕生日だった。朝なにも言わずに出掛けていった夫が帰宅するとなにやら紙包みを「ほい、プレゼント」開けてみるとお気に入りのショップの可愛いハンドバッグ。「ったく、若い女がいっぱいいて買い物の邪魔でよぉ~」と悪ぶ…
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