仕事で初めて中国に行った時のこと
一緒に行った人たちは、ガイドブックに載ってるような外国人旅行者向けの高級レストランとかに晩御飯を食べに行っていたが、自分は食事にお金を使いたくないというタイプなので、泊ってたホテルの周辺にあった地元の人たちが行く食堂で毎日夕飯を食べていた
日本円にして300円くらいで腹いっぱい食べられて、味も悪くなく大満足
しかし、油が合わなかったのか香辛料が合わなかったのか、帰りの飛行機の中で腹を壊しまくり、何度もトイレに立つ羽目に
しかし本当の修羅場はここからだった
何度目かのトイレから戻ってきてしばらくしたら、客室乗務員さんたちが明らかにざわざわして、中国語でなにか話しながら(中国の航空会社だった)深刻な顔で足早に通路を行き来し始めた
何かあったのかと思ってたら、自分のとこに来て
「あなた、さっきトイレから出てきたよね? これはあなたの? これはいったい何?」(英語)
と言って差し出したのが、自分が海外に行くときにはいつも持って行ってる携帯ウォシュレット
さっきトイレに行った時に、うっかり置き忘れたらしい
こんなご時世なので、爆弾でもしかけたんじゃないかと疑われたらしい
確かに知らない人が見たら不審物に見えなくもない形状だ
あわてて
「いえ、これはただの携帯ウォシュレットです」
と説明しようとするも、自分の英語力が雑魚すぎて(中国語は全くできない)伝わらず
見かねた、隣の席に座っていた中国人の女性が代わりに説明してくれた
あの時の乗務員さんたち、大変申し訳ありませんでした
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