中学3年生の夏休み 俺は受験勉強を取り組んでいた
ある日過去問を解いていたら「まじかよ!まじかよ!」と足踏みする音と声がした
後ろをふり向いたら、誰もいない
気のせいかと思い、「高校野球はみいひんの?」と野太い声が聞こえた
後ろを振り向いたが、誰もいない
休憩するためにリビングでテレビの電源をつけたら、高校野球の試合がやっていたので、消そうとしたら、「高校野球 見よか~!」と声がして恐る恐るリモコンの電源をけしたら、「受験勉強より、野球が大事やないか!」と声がしたので後ろを振り返ると野球のユニフォームをきた中年男性の幽霊が立っていた
その日は怖くて、受験勉強をやめた
夜に霊感がある父親にその話をしたら、「夏の甲子園の季節になると家に幽霊が現れる 野球観戦に集中してくれないか」と笑われた
それ以来俺は高校野球が苦手だ
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