立てこもりの事件で胃瘻が話題になってたので思い出したので書く
祖父母は戦争世代で苦労したせいか、食と生きる事に執着してる人達だった
祖父は呼吸器が手放せなくなり、酸素ボンベ転がしながら馴染みの鮨屋や洋食屋に月に一度は行っていた
次第に食べられなくなり、周囲も先が長くないと覚悟。しかし、祖母が反対。胃瘻での延命を望んだ
一度やったら外せない。食べられなくなるから。と説得したのだが聞き入れず、祖父は胃瘻生活に
それから10年ほど生きた。ボケて専門病院で寝たきりでね
祖父の胃瘻生活5年目に祖母も入院。祖父とは違う病院だった。祖母に死んでほしくない。と胃瘻を主張したのは俺の父
他の兄弟は(当時生きていた)祖父の事もあり、反対
親父が祖母に了承を得ようとして胃瘻を提案したら、まだらボケだった祖母が激高
食えんくなるのは嫌だ。こいつは悪魔だ。助けて〇〇さん(祖父の名前)
言われた親父ば呆然としてた。結局、それが決定打。祖母は一月程で眠るように亡くなった
悪魔呼ばわりされた親父は心が折れたのか、それから介護も見舞いも、葬式でも距離を置いて、ただ泣いてた
最近は高齢者に胃瘻つくらない方針の病院が多い
食べられないけど、まだ喋れるとか意思表示出来るとか、リハビリで今後食べられるようになる見込みがあるとかならまだしも
今後死ぬしかないような寝たきり認知症高齢者に胃瘻つくるのは個人的には高齢者虐待と変わらんと思う
残される者の執着で生かされるのはたまらんだろうなあ
本人の希望ならまだしも他人が決めることじゃないよね
重度の認知症や重度重複障害者は誰の意思で生かされてるのかと憤りを覚えるわ
基本は緩和ケアにしろよな
>>758
だよなぁ
マイナンバー辺りとセットで胃瘻、呼吸器するかどうかの選択もさせといたらどうだろうかと思う
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