不思議な話系に書きたかったけど、見つからなかったからこっちに失礼します。
コロナ前に、片思いしててどうしても付き合いたい人がいた。
この頃スピリチュアルなことに変にハマってて、一粒万倍日と天赦日が重なる日を狙って、その人と付き合うための縁結び京都旅行した時の話。
初日。
願いを叶えるで有名なS寺に行く途中、降りるバス停間違えてしまった。
仕方ないからナビで検索しつつ歩いていくと「T神社」なるものを発見。
「T」は古事記にも出てくる謎めいた神様で、オタクの血が騒いでお参りしたけどあんまり盛ってなくて正直ちょっとガッカリした。
でもそう思う自分を心の中で叱って、誠心誠意お参りさせていただいたつもり。
そのあとは目的地のS寺→A山→K神社回ったらあっという間に夜になった。
適当なとこで夕飯済ませて夜8時くらいに伏見稲荷大社に行ったのよ。
(これは縁結びは関係なくて千本鳥居見てみたかっただけ)
んで大きな鳥居抜けるとめちゃくちゃたくさんのお稲荷さんが祀ってあって、圧倒された。
(こんばんは〜夜遅くにすみません。この時間しか来れなくて)
と謝りつつ、キョロキョロ見回す。
想像の5倍はお稲荷さんがあって、到底全部は回りきれない。
案内板を読むのが好きだから残念に思いながら千本鳥居の道順を探していると、なんだかいやに目につくというか、ぼうっと光ってるように見えたお稲荷さんがある。
ライトの当たり具合かな?と思ってなんとなく近づいたら、別に電灯がしっかりあたってるわけでもない。
なんでこんなに気になったのだろ?と不思議に思いつつ立て看板見たらゾッとした。
何の変哲もない、たくさんいる中のひとつ。
そのお稲荷さんは朝1番にお参りしたT神社と縁あるお稲荷さんだったらしい。
詳しい内容は忘れたけど、看板の中に「T神社」の文字を発見した時はマジでビビった。
無意識で「T神社」って文字を読んだのかと考えたけど、看板にまでライトは当たってなくて読めなかったし、そもそも私はメガネかけても結構な弱視なので内容が目に入ってた可能性は低い。
それともT神社って私が知らないだけでお稲荷さんとツーツーな何かがあったりする?と思ってお隣さんとか近くのお稲荷さんの説明を読んでみたけど、その方以外にT神社に関係あるお稲荷さんはいないようだった。
まぁビビってたし夜遅くだったから、看板を全て読めたかって言ったら自信ないんだけどね。
それにしたって京都にどんだけ神社仏閣があって、その中から縁のある神社引き当てるってどれだけの確率なんだろう?
有名で大きな神社ならどこかしこに影響あっても可笑しくないけど、T神社は言っちゃあなんだけどとっても寂れた小さな神社だったんだよ。
そのあとの旅行でもちょこちょこ変な事があったから、京都って流石だなと思った。
怖くはないけど、後ろから背中を誰かが見ていたことに気づいてしまったようなうっすらとした恐怖は生まれて初めてでした。
好きな人とは付き合えたの❓