地元に帰った時に高校時代の同窓会の群れと鉢合わせした。
もう二次会にまで発展してるそうで皆相当に酔い潰れていた。
俺も三次会に参加する事になり酔っぱらい共とのアホ話は楽しかったが急に彼女から通知が来た。
トイレに行くと言って俺は席を外した。
何か悪いもんが俺の周囲に大勢集まってるから早く逃げろというものだった。
因みに彼女は自称だが霊感がある。
陽気な酔っぱらい共を疑う訳じゃ無いが酔いが回って相当眠たかったのでトイレにこもったまま一眠りする事にした。
目が覚めたらそこはもうトイレではなくどっかの山奥だった。
もう少しで断崖絶壁から落ちそうなおっそろしい場所だ。
タヌキの集団にでも化かされたかな?
後で彼女と話をしたが、俺の周辺に黒い人達がまとわりついて俺をビルの屋上から落とそうとする悪夢を見たそうだ。
やっぱ悪霊か何かに化かされたんだろうか?
そもそも本当に同窓会やるなら俺に招待状が来ないのはおかしいもんな。
そう思って久しぶりに本物の同級生達に連絡してみた。
山田(仮名)に繋がった。
世間話がてらあの珍妙な体験の話をした。
すると何だか向こうの様子がおかしい。
話を聞いてみると山田も最近高所から危うく転落しそうになったと言う。
他の奴等にも連絡してみたが同じだった。
階段から、窓から、ベランダから・・・一応全員命は無事だったけどな・・・。
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