はずかしくて、今になっても、封じ込めている教室ゲロ体験。
小二の冬、風邪で学校休んでいて、熱が下がったので、登校するはめになった。
でも、とっても具合悪い。
無理やり、食パンと、風邪薬を押し込まれ登校。
朝、ホームルーム前に、学校休んでいた分遅れた、絵の仕上げ。
机いっぱいに、もうすぐ仕上がる絵とクレヨン。
先生はまだ職員室にいる。
だるい、気持ち悪い。
生あくびばかりでる。
やっとクレヨンを手にとって、その次の瞬間、条件反射で、手を口元に。
はっと思ったときにはもう、おそかった。
机の上の絵、一面にもどしてしまった。
さらに、そのゲロの形状が異様だった。
朝食の、トーストもせずなにもつけづに食べた食パン。
水で流し込んだカプセルの薬。
ゲロは、透明感のある見事なエメラルドグリーンに食パンがところどころ、白く雲の様に浮いている。
普段なら、ゲロ吐くと囃し立てる小学生も無言。
せんせーがくるまでの静寂は永遠のように長かった。
さらに悲しいことに、その時、隣の席にいたのは、あこがれのk君だった。
コメントを残す