この季節になると思い出すんだけど、昔退職代行使って辞めた同期がいたんだ。
本当に突然でびっくりして、辞める直前の上司との面談でも、
「これからも頑張ります」
的なことを言ってたらしいからまさに青天の霹靂だった。
ただ残念なのが、その同期はべつに辞めてもおしい人物とは誰も思っていなかったってこと。
職場代行の人から電話が来たとき
退職代行の人「〇〇様から退職の希望があり…」
上司「えぇ!?そうなんですか!?…まあ本人がそういうなら仕方ないですよねー」
退職代行の人「私達がご本人に代わり退職手続きをとらせていただきます」
上司「じゃあ手続き書類おくるんで」
退職代行の人「私達が窓口となるので、ご本人に直接連絡は決してしないよう」
上司「いや…書類送ってくれればべつに」
最初に電話がかかってきたときは結構威圧的な感じだったらしいけど、上司があさっさりOKしたもんだから、電話口のお姉さんは途中からアタフタしてたらしい。
この同期、仕事がとにかく出来なくて、入社して1年ぐらいたっても仕事をまったく覚えなかった。
仕事以外でも、挨拶しない・居眠りばかり・報連相できない・電話対応できないなどなど。
でも会社には休まず来てて、そこはスゴイなと思ってた。
もちろん周りの評価は最悪。
上司だけが根気強く相手をしていた。
上司も優しい人だから怒るというより諭すって感じで、
「コミニュケーションも仕事のうちだから挨拶だけでもしよう」
「昼間眠そうだけど、夜寝れてるの?」
「もし今の部署の仕事が自分にあわないと思うなら異動もできる。今後どうなりたい?」
みたいな感じだった。
聞いてるこっちとしては子供かよこいつって心の中で思ってた。
まぁそんな優しい上司も、あっさり退職OKしたってことは、本音では匙投げたかったのかなぁなんて思ったりもする。
退職代行って結構お金かかるのな。
直接言えればタダで辞めれたのに。
だれも止めなかっただろうし。
ちょっとだけ可哀想だなと思う。
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