>>112
怖い話でも何でもない話
私の母は離婚して父親がいなくて
祖母と母と姉と私の4人の女系家族でした
そして昔からお稲荷さんをお奉りしてた
しかし私達姉妹が生まれるずっと前に祖母が創〇学〇にハマり
そこの教えで神棚から全てぶち壊して捨てたんだそうです
その後祟りかお怒りか分からないが祖母は大変な目にあったみたいで精神的な病気でノイローゼになって結局創〇学〇を辞めて
大きな神棚を買って謝って元に戻ったと母から聞いた
祖母は信心深くなってその状況知ってる母親もそれなりに信心深かったんだけど私と姉はそうでもなかった
まあ祖母がどんな目にあいどんな状況だったか知らないからねw
それから30年以上経過して
祖母はずいぶん前に亡くなり
姉も私もそれぞれ嫁に行き母親だけはその家で静かに暮らしてた
実家は京都、姉は滋賀、私は徳島
そして母親の老人ホーム行きが決まり家を出る事になり
近くに住んでる姉が業者に頼んで全て撤去する事になった
姉に仏壇や神棚どうするの?って聞いたら
業者が全部片付けて潰して捨ててくれるから任せるつもりとの返事
それを聞いて以前母が話していた祖母の話をちょっと思いだした
けど私は徳島だし仕事あるしなかなか帰れない日帰り出来る姉にやっぱり丸投げしようかなって考えてた
それから変な夢を見出して神棚の前に私が居て亡くなった祖母が居てなにか話かけてくるすごい必死な表情で声は聞こえない
目が覚めるとすごく不安な気持ちになった
考えた末旦那と仕事先に連絡して実家を片づける3日間だけ帰る事に決めた
姉に仏壇はお寺さんに頼んで永代供養しようって話して
神棚についてはまず伏見稲荷に電話してどうしたら良いか聞いたら
神棚の中に「おみたま」があるならそれだけ持って来てくれたら後は業者に処分してもらって構わないという事で姉にその話をした
姉はお金かかるんでしょう?とあまりいい顔はしない
ゴミを片づける業者も私と折半なんで
そっちも折半にしようと話したからねw
まあ仏壇も神棚も下手に処分して後で変な目にあってあの時変に処分したからーとか思うの嫌じゃん?
そんな大金かかるわけでもなし私達のこれからの人生のために最低限の事はしようよと説得
姉もとりあえず納得してくれた
朝に実家へ姉と帰り神棚物色みつけましたよおみたまを
小さな箱で綺麗な白い布に包まれてたそれを和紙に包んで準備完了
稲荷行く途中で仏壇供養の予約も完了それは翌日
今は観光地になってる伏見稲荷大社は人も込み込み駐車場空いてるかなーと一番大きな鳥居の前を通ると近い場所にぽつんと駐車スペース空いててラッキー
そんな歩かなくて済みそうと安心
仏壇予約もそうだけどものすごくスムーズにトントン拍子に事が運ぶ
神社でおみたまをお返しする祝詞をあげてもらい全て終了
老人ホームの母の顔を見に行き
家は業者に片付けてもらうからと言ったら一番に神棚と仏壇はどうなるのかと聞いてきたので
おみたまはお返しして先祖は永代供養するよと話したら安心したっぽい
その日の夜夢で朝日が昇る気持ちいい夢を見て全部終わったなと安心した
私は信心深くはないがあのまま業者に全部処分させたらなんか取り返しつかない事になってそうだなと時々思うw
良い話ですね
地味な話ではあるけどとても大切な事だと思います
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