一時期ガールズバーで働いてたことがあった。
そこで出会った人にガンガンに押されて、お付き合いした。ガールズバーはそれを機に辞めた。
…が、割とすぐ怪しいなーと思うことがあった。休みのはずの土日もなんだかんだ理由をつけて会えないし、LINEの画面がチラッと見えた時にハートマークがあったりなんかして。
あーコレは多分本命いるなと思ってるところに、彼が海外出張(近場)へ。そしてほぼほぼ音信不通になった。
それでも一応帰国した時に会おうという話になったので、別れ話をするために会った。向こうもそのつもりだったみたいですんなり別れたんだけど、その時に
「君はしょせんガールズバーで働いてるような子だから(意訳」
「俺と君は住む世界が違うなーって…海外出張で感じたんだ…(悦」
と言われてムカついた。
会社の名刺を貰っていたので照会をかけると、父の会社の子会社の取引先だった。そこの社長さんも知り合いだったので、父と社長と会食した時に社員数名+彼も呼んでもらった。
最初、上座に座る私を見てびっくりしてたけど、皆さんがお嬢さんお嬢さんと接待してくださるので私の立場を知ったみたいだった。
虎の威を借る狐物語か
それで彼もひやっとしただろうし、復讐とするつもりだったんだけど、お酒が回った彼が
「お嬢さんってぇ、ガールズバーで働いてましたよねww (以下わたしサゲ」
とか言い出して場がひんやり。
うん、ガールズバーで働いてたよ。社会勉強のために。コンビニも日雇いも飲食店も他社の事務もやって、本当に色んな勉強をさせてもらった。
どこで働いてる人も一生懸命で仕事に誇り持ってて、それはガールズバーの女の子だろうと同じ。みんな事情があるけどいい子ばっかりだった。
社長令嬢でぬくぬくしてたら知らない世界だったけど、そういうことを経験したからこそ改めて人のことを考えられるようになった。
…という話を知っていて感動してくださっていた社長さんが、彼にガツンと説教。許してください! と私の父に土下座したところで(父は怒ってなかったけど)、彼も酔いが覚めたのか立場を自覚したのか、一緒に土下座してきた。
そこで
「社長さんは悪くありません。彼も…ね? 私とは住む世界が違うから、お分かりにならなかっただけだと思います」
って言ったら顔真っ青にしててちょっと笑えちゃったから、その後も何度か「住む世界が違うから」と言ってやった。
別に私も父も望んでなかったけど、彼はそのあと彼曰くの本来住むべき世界(海外/発展途上国)の端っこでバリバリお仕事こなしてらっしゃるみたい。
あの後連絡がきて「結婚してください」と言ってくださったけど、社長さんが彼の仕事ぶりに期待してあと15年くらいは帰国させる予定はないとおっしゃってたので…丁重にお断りしました。
書いてみたら私の武勇伝じゃないね。学歴と職業で相手を信用してしまった私が馬鹿だったという話だったかも。スレ汚しごめんなさい。
>>123
その通りですw 良いお言葉だ
スカッとしたわw