初めまして。
これは先日友人から聞いた話です。
こういった掲示板に書き込むのは初めての為、
読みにくかったり用語知識が乏しかったりするかもしれませんが、
どうぞよろしくおねがいいたします。
その友人(M)はホラー映画のCMが流れてきたらチャンネルを変えたり、
テレビを消すしお化け屋敷なんて言語道断というほど
ホラーは絶対無理な人でした。
そんなMに私のパートナーが富士急ハイランドのお化け屋敷へ
行ってみたいと言っている話をして、Mは絶対無理だよねーなんて話を振ると、
M「実はこないだ実際にそういう体験してから、
映画とかの作り物が怖くなくなったっちゃん」と言われました。
Mとはもう10年ほどの付き合いになりますが、
ホラーのホの字でも絶対拒否だったMからは信じられない発言に、
興味を持たないわけがなく、どんな体験をしたのか聞きました。
見てます、楽しみです
ありがとうございます。
続けます。
今年の4月頃私の友人(M)が専門学校時代の友人(K)と遊びに行った帰りに、
山の家の方を通って遠回りして帰ろうとなったそうです。
Mの両親は山の方の田舎出身で、母方父方それぞれに山の家があります。
母方の山の家は数年前の豪雨でほぼ埋まってしまい放置状態ですが、
父方の山の家は仕事を定年退職して時間を持て余しているお父さんが、
ほぼ毎日通って、アトリエのような使い方をしています。
冒頭で寄って帰ろうとしたのは、父方の家の方です。
Mもお父さんほどではないですが、よく遊びに行く家で、
私も何度か連れて行ってもらったことがあるのですが、
その際ナビは使わず慣れた運転で迷ったことなどはありませんでした。
しかし、その日Mは通り慣れたその道がわからなくなったそうです。
原因はわかりませんが、きっかけはありました。
いつも通りMの運転で山の中を走っていると、
少し前の竹林(運転席側)に何かの影が見えたので、
動物がいると思い、窓を開けつつ「何かおるね~」と言いながらスピードを落とし、
竹林の真横に停めて影を見た瞬間、本能的に窓を閉めて急いでその場から離れました。
するとそれまで終始無言だったKが「正解」とだけ言ったそうです。
そして、とにかくその場から早く離れなければいけない一心で帰っていましたが、
途中で道がわからなくなり引き返すと、一本渡らなければいけない小さな橋を渡り損ねていました。
いつその橋を通り過ぎてしまったのかわからないし、
一度も間違えたことの無かった道を間違えるほど動揺していたつもりはなかったそうです。
気を取り直して「あぁここの橋渡ってなかったったいね~」と明るく言いながら、
橋を渡って再び帰路につきましたが、また道がわからなくなりました。
厳密には、いつもどおり走っているはずなのに気づいたら周りの景色が知らない風景に変わっている感覚だったそうです。
しかし今回は橋もわたったし、あとはまっすぐ走るだけだと確信していたため、走り続けていました。
すると横から突然、兎が飛び出してきたので車を停めて少しずつ前進したりクラクションを鳴らしたりしましたが全く動こうとしなかったため、仕方なくまた引き返したそうです。
しかしこうなると、また先ほどの“何か”の横を通らなければ帰れないため、
絶対にそちらの方を見ないようにして走り抜けて帰ってきたそうです。
それからMとKは解散するまでそのことには一切触れず、今でもその話はしたことがないそうです。
私自身はおそらく全くと言っていいほど霊感がないため、
この様な霊体験をしたことがないので、
正直オカルト系の話は、面白いけどあくまで作り話程度の認識でしたが、
本当にホラーやオカルトが大嫌いだったMがわざわざこんな話を作るとも思えないし、
Mがこんな具体的な物語を作れるとも思えないので、これは本当にあったんだと思います。
ところでMが見た“何か”についてどんな見た目だったのかと聞いたところ
真っ黒で目とかも何もなくてふわふわして大きい丸い何か、と言われ
「おっきいまっくろくろすけみたいな?」
というと「そうそうそんな感じ!」と言われました。
M曰く、目とかもないし動いてもない、見たことないない“何か”だけど“生き物”と感じたそうです。
大きさは竹の節を下から数えて7節目くらいだったそうです。
ここからはMの話を聞いた私の勝手な想像になるのですが、
まず、Mが見た“何か”はこちらにお尻を向けていたのではないでしょうか。
だから向こうはMとKに気づいていなかった。
そしてMが2回目に道を見失ったのは、いつもの道がその日その時だけ、
異界の道になっていたのではないでしょうか。
すると、Mが見た“何か”は異界の生き物で何か用事があって此方に来ていたため
道が開いていた。
だから兎はそれ以上進んではいけない、と止めてくれていたのではないでしょうか。
兎の解釈についてはMも同じことを考えていたそうです。
しかしKは、あの黒い“何か”のところへ戻らせようとしてたのではないか、と言っていたらしいです。
長々と一人で失礼いたしました。
はじめての書き込みの為、表現や描写などわかりにくい点あると思いますので
ご質問等ありましたら、答えられる範囲でお答えいたします。
Mに聞いてお答えすることも可能ですので、ご興味がありましたらぜひ。
なおMはこの体験以来、思い返してみれば…みたいな体験がいくつかあるらしいので、
需要があるかはわかりませんが、その話もいずれ書きに来るかもです。
もし同じような“何か”を見たことがある方が居たらぜひお話をお伺いしたいです。
とっても分かりやすくて面白かったです!次の書き込みも楽しみにしときます!
質問です!その道はよく動物は出るのでしょうか?
あと、時間帯はどのぐらいでしたか、?できればお答え願いたいです!
>>12
閲覧&ご質問ありがとうございます。
山道なので動物はそれなりに出てくると思います。
同じ場所ではないですが近いところで私もMと一緒に鹿を見たことがあります。
時間帯はたしか19時~20時頃だったと言っていました。
一応Mにも聞いてみますね。
>>13
わざわざありがとうございます!
よろしくお願いしますm(_ _)m
>>14
Mから返事が来ました。
時間は先にお答えしたとおりでしたが、
山に入る手前か入ったばかりのところらしく、
動物はあまり出ないところだそうです。
>>15
なるほど…ただの動物なのかどうかは信じ難いですね、お返事ありがとうございます!
>>16
実際に現場に連れて行ってもらい場所の広さと
見えた“何か”の大きさ(高さ)を
竹の節で教えてくれたのですが、
70cm以上ありそうでした。
あ、すみません。
端末が違うためIDが変わってしまいましたが1です。
コメントを残す