学生時代、友人をイジメから助けた話。
友人は人見知りがあり、慣れるまでは根暗オタな感じ。
仲良くなると優しく大人しい、抜けてる所はあるけど、男が自然と守りたくなるタイプってこういう子かなと思う。
昔イジメられてた過去がある。
対する私は、一見すると友人と同じように大人しく見えるけど、フタを開けてみれば、良くも悪くも豪快な印象を与えるタイプ。
良く言えば一匹狼とか姉御肌(らしい?)、悪く言えば気が強い。
そんな私の友人をイジメ始めた女子グループ。
ちなみにクラス内のカーストでトップにいると思われる奴等。
内容はイジメ序盤に有りがちな暴言や悪意ある揶揄い、足を引っかけるや小突く等の手出し。
その時点で友人に
「怖いだろうが1度だけ自分の口で『やめて』と伝えよう?」
と説得し、私の付き添いつきで実行してもらった。
「ちょっとからかっただけだしぃ」
等の定番の言葉を並べられ、友人は言葉に詰まり黙ったので、私が引き継ぎ
「言われてる本人が嫌がってるから今後はやめて」
と念を押した。
反抗されたのが引っ掛かったのか、単に気が向かなかったのか、イジメは止んだ。
しかし終結自体はしておらず、イジメ再開。
内容悪化。
私、激怒。
元々私はカースト等を気にするタチでもなく、これで自分がイジメられようが、ぼっちになろうが知ったこっちゃない。
友人をイジメられ続ける方が不愉快極まりない。
という事で
「私の事はいいよ」
と引き止めてくる友人を連れ(てか友人自らついてきた)、イジメっ子達へ怒鳴り込み。
クラスメイトや私の怒声を聞きつけ集まってきた人達の前で、イジメっ子達がぶつけてくる悪口や言い訳を、正論と貶しを混ぜながらぶつけて〆た。
一通りイジメっ子達の言い分を潰した頃には、私一人で相手取っていたというのに、イジメっ子達は泣いていた。
切り上げ時かと思い
「ここまで晒し上げられて尚、またイジメをしてみろ。次は人並みの知能がないとみなし、言葉だけじゃ済まさん。そこまでしないと分からない馬鹿じゃないと思いたいね」
と言い残し、友人を連れて去った。
その後、私がキレたのが原因か知らんが、イジメっ子達のリーダー格が不登校になり、気が付いたら辞めていた。
他にもクラスメイト(残りのイジメっ子含め)が勝手に私に怯えたり、面白がったり、なぜか懐いてきたり…色々あったけど、イジメは完全に終わった。
終わり。
長駄文に付き合ってくださった方がいらしたら…、ありがとうございました。
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