30年ほど前にあるキャンプイベントに参加した時のことです
山奥のキャンプ場で川遊びをしていると、頭上から悲鳴が聞こえてきました
私と同じ五年生の男の子が、木の上から叫んでいたのです
奇妙なことに、彼は幹に背中が引っかかったような姿勢で、手足をバタバタさせていました
引率の大学生が木に登り、助けに行くと、男の子はさらに高く登っていきます
エレベーターに背中を挟まれたまま登っていくようでした
その異様な姿に恐れをなしたのか、大学生は木から下りて助けを呼びました
その頃には男の子は木のてっぺんで泣き叫んでいました
駆けつけた大人によって男の子は無事に下ろされました
そこから離れた広場に全員集められました
みんなパニックになっていました
大人たちは管理棟に行き、引率の大学生が私たちを囲っていました
するとさっきの木のほうから何が落ちる音がして、白いもの転がってきました
動物の背骨でした
キャンプは中止になり私たちは山を下りました
助けた大人すげぇな
>>129
いくつか聞きたい
・男の子はその後何事もなく学校生活を送れたの?
・動物の背骨だと認識したのはなんで?
・推測で構わないんだけど何の動物だと思った?
見えない何か
背骨
プレデターだな
>>132 しっくり来たw
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