上京して東京で一人暮らしすることになり、一人暮らしの物件を見るために初めて母と池袋に来た時のこと
どの店に入っていいかわからなくてとりあえずファミレスに入ったら大学生くらいの男性アルバイトが接客してくれた
その人はテーブル席の3人の男性客と少しだけ会話したりしてて、男性客たちが店を出る時には
「じゃーまたね、頑張って」
って言って、それで
「あの人たち友達だったんだ」
と知ったんだけど、何が衝撃ってその上品さ。
お店や友人に迷惑をかけないよう静かな声で話しかけて、最後は頑張ってと言って去っていくとかすごいなと
うちの地元の男性たちならファミレスだろーが居酒屋だろーがちょっかい出して
「なんかサービスしてよー」
「ばーかお前やめろよ迷惑だろー」
みたいなやりとりを大声でやってギャハハって絶対やってる
いじって周りにちょっと迷惑をかけてるくらいがかっこいいと思ってるから
それだけでも母と
「なんか優しいねー」
とびっくりしてたんだけど、その後私がトイレに行って、女子トイレに誰も入っていないのにドアが開かなくて困ってたら、男子トイレから出てきた若いリーマン風のお客さんが
「どうしたんですか」
って声かけてくれて結局ドアは強く押したら開いたんだけど、私が
「すみません、ありがとうございました」
って言ったら
「いえいえ」
って立ち去ってそれもうわー!上品!ってなった
地元の男性だったら例え初対面でも若い女がそんな間抜けなことやってたら
「いや、押せよ。押せって。もっと強く」
と鬱陶しそうに言うか
「いや何やってんのw」
ってからかうかどっちかだったと思う
上京するってなったとき地元の男友達に
「東京の人は冷たい」
とか
「池袋は治安が悪い」
とか色々言われてたけど、むしろ地元の男性たちより優しくて、母と2人で
「東京の男の人って優しー!!」
って衝撃を受けた
もちろんその後生活していくうちに東京にもいろんな人がいるし、いい人ばっかりじゃないってことは学んだけど、それでもあの初めて池袋に来た時の衝撃は忘れられない
あと地元民のガラが悪いってことにそれまで気づいていなかった自分にも衝撃
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