武勇伝と言えるかわからんが、今年の正月にあった中学時代の同窓会(30代前半とだけ)で目撃した事
いじめっ子とそいつが苛めていた奴が仲良く酒を飲みながら雑談してた
当然と言うかいじめの話になっていじめっ子は
「中学時代はお前をよく苛めてたよな」(具体的にやった仕打ちを事細かく話して)
とまるで思い出話でも語るような感じで調子に乗り始めた、
最後に
「お前も中学時代に俺に揉まれたおかげで社会の荒波に耐えられる体と心を持てたんじゃないのか?」
と下品に笑いながら絡む
俺は
「あーあ、これはヤバイ雰囲気」
と間に入って別の会話で場の空気を変えようかなと思っていたら、それまで笑って話を聞いていただけの元苛められっこはグラスに残っているビールを一気飲みしてから
「お前、何調子に乗って中学時代に俺にした仕打ちをそうやって思い出話と美談にしようとしてるんだ?」
「俺の体と心が社会に出てからどのくらい強くなったかちょっと便所で二人だけで確認してみるか?」
「ちなみに俺は大学時代に空手と柔道で体鍛えたんで情けない大人になったお前に勝つ自身はあるぞ?」
と指をボキボキと鳴らしてみせた、
いじめっ子の方は顔真っ青になって平謝りし始めたが、元苛められっこの方は怒りが収まらなかったらしく胸倉つかんでそいつを便所に連れ込もうとした
俺と幹事がなんとかなだめてその場は治まった
2次会はいじめっ子は当然欠席、元苛められっ子も
「せっかくの同窓会で皆に嫌な思いさせたな、2次会は俺も欠席するが俺の飲み代は遠慮なく使ってくれ」
と幹事に2次会の会費を渡して詫びてから帰宅した
いじめっ子は同窓会でいじめの話を思い出話みたく語るのは相手によっては神経を逆撫でするからやめたほうがいいよ
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