5歳くらいの記憶、母方の叔父の新築祝いで一家でお祝いに訪れ、その家の一回リビングで宴。
ウチの家は商売してたんで…。
小さな俺は所謂初めて見る住宅街の一軒家という物が珍しくて、かなりのハイテンションだったが…やがてそれも続かず大人たちの宴の最中に、猛烈な眠気を催し…その新築の家の二階に一人で寝させられる事になった。
小一時間ぐらい寝たのだろうか?…突然ふと目覚め茫然とその部屋の窓辺に目をやると…丁度日没からまだそんなに時間も経ってない頃の周囲の明るさだった記憶があったが…
そこに奴はいた。
だいたい6~8畳程の普通の部屋の天井から床までの高さで、幅が1m程の大木の幹の様な物体でユラユラとゆっくり左右に揺れているようなのだが…全体的に焦茶色から墨色に近い色で、表面はヘドロ状のような質感で、所々生きたワカメの様な黒いヒダが生えてて…全体的には濡れた様にテカっている物体が立っているのに驚いた。
そしてそれはよく見ると…そのワカメヘドロの隙間には
人間の顔だけが無数に埋まっていた。
まさに老若男女で見える側だけでも…それらは15~20人面はあったと思う。
そして各々が苦痛に満ちた形相で、口々になにか早口でなにかを話してる感じで中には奇声や叫び声を発していた。
目の前にいるその奇妙な物体の恐怖に俺は…親を呼ぼうとしたが…全く声にもならず…ただ泣き叫ぶのみだった。
そして産まれて初めての金縛りってやつを体験した。
そしてそれがゆっくりと迫ってくる恐怖に…心からの絶叫の声をあげると同時に意識が遠のいていく自覚だけはあった。
その後、母親の腕の中でふと目覚めて意識を取り戻した時には、そいつはもう…いなかった。
夢なのか?と思ったが…その薄暗い部屋の床はベッタリと濡れていたので…
あれは夢ではなかったのだと確信して2度目の恐怖を感じた。
ただ母親(少々霊感持ち)にどうして二階に上がって来たのか?俺の悲鳴でも聞こえたのか?と尋ねると…
全く声や音など聞こえてはいないが…直感だけで飛んできたらしい…。
その夜帰宅した俺はなんと翌日の夕方まで目覚めずに寝ていたらしい…。
その叔父一家はその2年後位はそこに住んではいたが…
会社倒産。一家離散。音信不通。生死不明…とお決まりのコース。
今でもアイツは何だったのか?…と思う。
つい最近その音信不通だった叔父が、住んでいたという大家という人から…どうやって調べたのか母親の元に連絡があり…なんでも叔父が部屋で孤独死の知らせがあった。
目を見開いた形相で死後10日前後の状態で発見されたらしいが…
まさかアレを最後にまた見たのか?
と俺は考えている。
>>468
小さい頃の記憶だし、今調べても限界あるかもしれないけど
その叔父さんの一軒家がどこにあって、昔どんなところだったか調べられたら調べてみる?
何かわかってももう遅いみたいだし、自分が納得できるかどうかくらいだけど
おそらくだが…その家と近隣の家含めてその後そこにはラブホテルができたはず…
だがそのホテルもその後すぐ廃業し、その後はなにかの会社の倉庫の様な建物になって、その会社もその後廃業しているはず…
記憶あいまいだが…
現在はそんなに古くない中途半端な人気のない廃墟倉庫といった感じで佇んでいるだけの建物になっている。
特にその付近でも調べてはみたが…いわく的な話しもない。
どちらかというと場所的な物…というより叔父の死相からして人に憑くもののけ的なイメージを俺は想像している。
そう…もしあの物体が今も存在しているとすれば叔父の最後の顔まで吸収している…といった感じかな?
因みにその家にその時居合わせた者で現在でも生きているのは…もはや俺と母親しかいない。
そもそも5歳くらいの時の記憶はテレビや夢や諸々とゴッチャになるからアテにならないよ
パッと思いつくのはデビルマン
ジンメンの印象が強烈で夢に出てきてそれを現実に見たと誤記憶したって感じ
ジンメン…初めて見るが…似ていない。
もっと大樹の根元のように無造作に太い立体直線的な
太い円柱状で高さは2.2m 位
幅は1mぐらいで人面はもっと無造作に…向きはあっちこっちの向きで顔のサイズもまちまち…な感じ。
見ている側で15~20面くらいだからソイツの体全体には30~40面位ついている感じ。
そのワカメヘドロは地上に現れた地獄の一部だな
>>477
どうも地に憑いてる感じを受ける
そして引き寄せちゃうと離れても付いてくるような
あとそんなのが見えるほどでその広さ規模でとなると、何かの首塚みたいなのをろくにお祓いしないでやっちゃったみたいな
補足すると人面の中には…年齢 性別 はバラバラでなんか日本人以外の西洋系も混じっていた気がする。
日本語とわかる声に当時の俺では判別不能な言語もまじっていた…。
おどろおどろしい表面体には不思議と血のような赤色が混じっている感じはなかった。
>>485
そうか…いや首塚か?ー
そういう発想は全く今までなかったよ。
偶然なのかも知れないが…
4年ちかく苦しんでた腕の病気が首の先天的な病気とわかり…今夏に大手術を受けて今の俺は首に大きな縫い傷が残る身になった。
それと同時に最近やたらその昔の出来事をやたら気にして思い出していたわ…。
一応は首を切って頚骨削ってプレート入れる手術だが…そうなるとやはりあれが…首塚関連の類だと仮定すると…俺も霊障に巻き込まれてるわけだ…。
ありがとうそういう発想は今迄全くなかったわ。
実を言うと…この話はどうせ誰も信用してくれないと思い…何十年も他言した事さえ一度もない…。
初めてここに書きこんだ。
なぜ書きこんだのかも良くわからんが…そういう事なのかも知れんな…。
この病気も先天的でなければ…本来は70代からに多いジジイの病気で本当に杞憂だと医者も珍しがっていた。
先天的異常でなければ俺の歳では前例が殆どないとも…。
杞憂✕
稀有◯
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