私が高校生だった時の話
テストが近かったので、0時近くまで部屋で勉強していた
というのはウソで友達から借りた漫画を読んでいた
そしたら廊下から足音が聞こえてきたので母親だと思い、慌てて漫画を片付けて勉強しているフリをした
ガチャリ ドアを開ける音
勉強するフリをする私
一向に声がかからないのでドアのほうを見ると、ドアは閉まっていた
あれ?
さっき誰かドア開けたよね?
しばらくすると、台所のほうからガサガサと物音が聞こえてきて、怖くなって布団に入って寝た
翌日、家族に聞いてみたけど、誰も部屋に入ってないし、台所にも行ってないとのこと
その数日後に入院していた祖父が亡くなった
祖父の部屋は台所の横だった
たぶん、帰ってきていたのだろうと、納得した
おしまい
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