母親の托卵が疑われて離婚された話とかね。
親父の血液型はB型でお袋の血液型もB型だったのに
俺の血液型はA型だったのだよ。
それで托卵だと親父は言い出して、離婚ということになったらしい
そのころ、遺伝子鑑定なんて技術はほとんど普及してなかったからな
血液型での親子鑑定は間違っていないとも言われていた。
そしたら10年ほど前に親父から連絡があってな
最近、人間ドックに入って詳しく調べて親父の血液型が実はAB型だとわかったのだそうだ。
何万人かに一人の特殊体質で、本当はAB型なのに体内の何かの理由でA型抗体が極端に少なく
古い血清を使った血液型鑑定ではB型だと判断されたそうだ。
だから改めて遺伝子鑑定をしたいとの申し出だった
赤ん坊のころに別れてから一度もあったことはない親父からの連絡にさすがに戸惑ったが
結局、会う事にした。
弁護士立ち合いでサンプルを採取して親子鑑定を行い。
99.99%の確率で親子との診断結果を得た。
親父は、申し訳ないことをしたと平謝りで、遺産の相続権も認めるとか言ってきた
親父も再婚していて、すでに向うにも子供がいたから、その辺でもめたが
せっかくだからありがたく遺産は受け取る事にしたけど。
苦労したお袋や、いまの俺の親父のことを考えて、嫡出認定だけは拒否した
>>384
シスAB型って奴かね
父ちゃんは母ちゃんに謝ったの?
母ちゃんへの償いはしてくれた?
まあとーちゃんも悪くないよな
>>385
何の償い?
>>393
母ちゃんの不貞を疑ったことに対しての償いじゃないかね
ひどい話だ
>>394
そのうえ、離縁したんだろうな。何の罪もないのに。
つらい思いをされたんじゃないかな。
お気の毒だわ
>>393
少なくとも両方の親戚には事実を知らせてほしいわ
濡れ衣着せられて親戚からもはぶられただろうからね
お母さんほんとに気の毒に
ただの冤罪だな
しかもその間周囲にないことないこと悪く言われてきたんだろうに
親戚の中には悪く思ったままに亡くなって永遠に誤解解けないままのパターンもあったろうに
再婚したのだけは救いだね
お父さんも疑ってしまう状況に入ったのはわからなくないにしても
濡れ衣で何十年も過ごさなくてはならなかったのはキツすぎる
>>397
もちろんお袋の両親も離婚の理由は知っているし
お袋もずっと冤罪だと言い続けていたが、そのころは親父のような特殊体質のことはほとんど知られてなかったし
血液型鑑定が疑われる事はなかったからな。
信じてくれる人はいなかったそうだ。
お袋の両親ともその辺でもめて、絶縁状態になったよ。
祖父母の家でも肩身が狭いようだ
>>385
シスAB型について調べたけど。
親父の場合はそれとは違うような
親父の場合は何が理由かよくわからないのだが
体内のA型抗体が少なかっただけだ
それに普通よりずっと少ないがA型抗体はあったそうだが、余りにも少ないので血清を使った
古い鑑定方法では検出できなかったらしい
そういう人も何万人かに一人くらいいるので、新しい鑑定法を使ったら
AB型だと出たそうだ
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