自衛隊に入ってから心霊体験をよくするようになった私は、色々な人に心霊体験を聞くようになりました。
これは、ある先輩に聞いた話です。
たこつぼ
たこつぼって知ってるでしょうか?
敵の銃弾から身を守りながら、反撃するための簡易な塹壕みたいな物で、
浅くても自分の腰ぐらいまで地面を掘らないと駄目なのですが、
地面が柔らかい場所なら半日もかからないけど、固くて石だらけの場所だと一日中地面を掘ることもあるし、
個人用の塹壕なので、重機(ショベルカー等)が助けに来てくれる事なんて普通は無いから、けっこうキツいです。
それは、先輩が某演習場でたこつぼを掘っていた時の話だそうです。
上官から命令された場所でたこつぼを掘っていたのですが、
土は固いし石もゴロゴロ出てくる様な場所で、時には出てきた石をツルハシでかち割ったりしていたそうです。
あともう少しで指定された深さって時に、また石が出てきたそうです。
それも抱え込めるような位の大きな石が。
先輩は、あと少しなのに!と怒りながらその石にツルハシを打ち込んでいたのですが、何かおかしい事に気がついたそうです。
今まで出てきた石とは色、ってか質感が違う。
先輩はどんな石なんだろう、と表面の土を手で払うと、
「◯◯家之墓」の文字が、、、
先輩はすぐに上官に報告したところ、上官は少し考えた後に「埋めなおせ」と命令したそうです。
先輩は墓石を叩いていた事よりも、1日かけて掘ったたこつぼを埋めなおす方が怖かったそうです(笑)
よくある様な話ですが、自衛隊では珍しい話だそうで、後日、この話を霊感が強い心霊曹長に話したところ、
「演習場はどこも古くて、地形もほとんど変わらんから、戦術的にたこつぼを掘る位置は大体似たような場所になる。
大抵の場所は堀り尽くされてるから、墓石が出るような場所は避けられるんやけどな。
もしかしたら、そいつ墓石に呼ばれたのかもしれんで(笑)」
と笑えない話を聞きました。
その演習場にまつわる話はたくさんあるのですが、文章にすると疲れますね( ̄▽ ̄;)
何から話そうかな
>>728
その後何もなくてよかった
自分が行進の他に自衛官から聞いたのは、床に消しても消えないシミがある。使っていない倉庫だか建物から電話がかかってくる。とか
>>729
実は、その日の夜中に草むらで伏せてたら、いきなり誰かに覆い被されたそうなのですが、幽霊なのか誰かのイタズラか分からなかったそうです
電話系の話はよく聞きましたね
まぁ、自衛隊って装備が古いので、故障だろって気にしない人が大半でしたけど(笑)
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