17年前に大自然を全身で感じたいと、ある県にあるキャンプ場に旅行に行ったんだ。
車の免許はあったが、折角バイクの免許をとったばかりなので、危なっかしい運転でキャンプ場に向かった。
キャンプ場に着いた後、自分はキャンプではあまり便利な道具を使いたくは無かったので、最低限の物だけで頑張って火起こしとかした。
その後、川とかで釣りして、釣り上げた魚どもを捌いて食ってたらいつの間にか夜は更けていた。
そろそろ寝ようかと思い、寝袋にくるまって眠りについた。
その後しばらくして頬のあたりにカッターや包丁、ナイフのような感触がして目が覚めた。
なんか怖かったからビビって目を開けられずにいたが、今度は耳に切られたような激痛が走り思わず目を開けると、そこには教会の神父様の服着て白いお面を被った集団がいたんだ。
もう人生で一番ビビって、昔のマックのCMのハッキョーセット並に発狂したと思う。
抵抗しようとしたんだが、必要最低限の物しか持ってなかったんで武器もなかった。
だけどそいつらは自分を凄い力で押さえつけて体を刃物で切っていった。
それから数十分が経って意識が朦朧として気を失った。
なんかそのあとベッドの上で覚醒しただが体は動かない。
しばらくして父母と医者がやってきて全てを話された。
自分はキャンプ場に行く途中事故って意識不明の昏睡状態だったらしい。
ホントに生きててよかったと思った。
その後なんとか松葉杖ついて歩けるようになったころ、あることに気が付いた。
やつらが切っていった場所全て事故で怪我した所だったのだ。
まあ気味悪かったがまぁ今はさほど気にしてない。
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