長くなりそうだけど一応書いてみる。
俺が体験した話だから初めて見ると思う。
死ぬほどってほどではないかもしれないけど書いてみる。
一回俺死にそうになったことあるんだよ。
死にそうって言うか、強制的に死んだことにされそうだった・・・うまく表現できんごめん。
6歳くらいのときかな、風呂上りに母さんと兄ちゃんと一緒に歯磨きをしてたんだけど、ふっと気づいたら、なんか俺の立ってる斜め上くらいの視点になってんの。
そこで気づいたんだけど、俺が俺を見てることになってるんだよ。
歯を磨いてる俺は鏡の前で歯磨きをしてるし、鏡にもちゃんと俺がうつってる。
じゃあ俺はいったいなんなんだって思ったんだよ。
そしたらいきなり誰かに肩を叩かれた。
振り返ったら、黒いマントをまとっている外国人?の男が立ってた。
めっちゃ眉毛太かった。
誰なんだろうって思ってしばらく黙っていたら、あっちから話しかけてきた。
「死んだのかよだっせーww」
みたいな事言われた。
俺と一緒の場所にいるってことはコイツも死んでんじゃねーのかとか思ったけど、それどころじゃなかった。
こっから会話文になる。
俺「あの・・・俺死んだんですかね・・?」
男「そりゃあここにいるってことはそうだろうな」
俺と男のまわりは全部暗くて、男の姿しか分からなかった。
俺「でも俺死んでないですよ?だってそこで歯磨きしてるじゃないですか・・・」
男「え?!マジ?・・・・・・本当だお前死んでねーじゃん;;」
そう言った瞬間、男が一気にダルそうになってさ・・・・もうこれ怖い方にいく気がしないけど許して・・・。
お前死んでないけど連れて行くとか言いだしてさ、冗談じゃないって俺も言ったんだよ。
6歳ながらにしてあの時は冷静だった。
俺たちのいるところから何故か俺の姿がみえるようになっていた。
そしたら男がいきなり狂いだしたのかしらんがすごい肩をつかまれた。
んでめっちゃ揺さぶられた。
男が必死で俺にいってきた言葉は、
「俺が上司に怒られる!!!!!!!;;;;;;;」
みたいな感じだった。
会社員かと思ったけど、身なりからしてそれは無いと思った。
というか、男が突然名前教えてきた。なんか欧米とか欧州系の名前だった気がする。
「なんちゃら・かんちゃら」みたいな感じ。
スマン覚えてない。
なんか死神がどーやらかんちゃら言ってたけど、さすがにそんなところまで俺は信じてないけど本人は言ってた。
・・・・嘘くせえ・・・・って正直思った。
死神とか幽霊とかそのときは信じてなかった。
正直、何回もそれらしきもの見てたけど、幻覚とか気のせいですましてたし・・・・・。
んでめっちゃ小言言われた。
上司のことつらつらくどくど・・・・((ry
俺は思った。
帰れないかもしれない・・・・・・と。
それに加えて、コイツうぜえとも思っていた。
そうしながらも、本物の俺の様子を上から見てたんだけど、俺、歯を磨くこと以外微動だにしないのよ。
母さんに話しかけられても一切何にも答えてないのに、母さんは気づいてない。
本当に死んでしまうんじゃないかと本気で思った。
そしたら男がなにを思ったのか、俺に急に優しくなった
男「お前幽霊とか、ほかの人には見えないもんみえるだろ?」
俺は嘘をついた。
俺「いえ、まったくないですよそんなの。」
男「じゃあなんで俺が見えてるんだよ」
俺は詰んだ。
コイツ見えない設定だったのかよ。。。。
男「まあ返してやるよ、お前はまだ若いしな」
俺「え?・・・あ・・・・はあ・・」
男「お前が死んだら必ず迎えにきてやるから覚えとけよ」
と言われたかと思うと、本体の俺めがけて背中を押された。
え?と思って、鏡の前で歯を磨いてたアイツといた方を見たけど、やっぱりいなかった。
母さんも兄ちゃんもなにも気づいてないみたいだった。
その日は寝たんだけどさ、次の日母さんに話したら夢だろ見たいな事言われた。
そう言われたらそうかもしれないと思えたのでそうしておいた。
が、最近またソイツと会った。
まったく違う場所で、正直焦った。
死んだときに会いにくるって言うから、俺は死期が近いのかとまじで焦っていた。
そしたら向こうから話しかけてきた。
別に悪霊ってわけじゃなさそうだし、少し話をした正直へんなひとだよな。
一人で話してるんだもんな、はたから見れば・・・・
そいつは別に俺を連れにきたわけじゃないらしい。
もうすぐこの辺で人が死ぬらしい。
だから待ってるらしい。
俺は聞くだけであんまりこっちからは喋らなかったけど、なんにもソイツは変わってなかった。
でもやっぱり皮肉ばっか言ってた。
その後ソイツはどっか行ったんだけどさ、今でもたまに見かける。
でもやっぱりあいつしか見ない・・・・・・・そろそろ怖い。
長くてスマンかった。
これで終わり。
これ怖いというより不思議な話だったな、スレチだったらすまん。
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