今仕事で中国に住んでいます。
ここで観た事や体験したことを書きます。
・近所の天使像
住んでいるアパートから歩いて5分のボロ住居の前に、高さ60cmくらいの石膏製の天使像が置いてあった。
まあそこそこ見栄えのする像だったが、なんとそこの住人は汚いモップ干しとして使用w
上品な天使とその頭に掛けて干されている汚いモップが、なんともいえないコントラストをかもし出していた。
ところが、2,3年前から天使像に異変が発生。
両目から血の涙のような跡がつくようになった。
天使の膝元に子供がいるデザインなのだが、子供の両目からも血の涙を流した痕跡がある。
そして日増しにその量は増え続け、天使と子供の顔はもはや血まみれといった有様だった。
日本人なら目を覆いたくなるような状態の像だったが、そこは中国人w 何も気にしていないようだったが、モップ干しの張本人と思われる掃除のばあさんが突然発狂急死してから事態は急展開。
ボロ住居の主人が誰かに、こんな不吉な像は捨ててしまいなさいと忠告されたらしく、即日天使は首をたたき折られて、近くの畑に廃棄された。
今でもその像は畑に捨てられたままだが、以前にも増して嫌な雰囲気を漂わせている。
・天使像の理由
ボロ住居の天使の話だが、その家の住人たちは時に犬を常食していたらしい。
近所で野良犬の姿が見えなくなると、
「ああ、またあの家か」
てな感じだった。
ところが、そのボロ住居の住人は毎年春になると凶暴になる病気?にかかることが多く、医者も原因がわからず、お手上げ状態だったようだ。
その住人の言うことによると、その住居には夜になると犬が入ってくるらしい。
しかもその犬はこの世のものではなく、右半身と左半身にきれいに切り分けられた半身の状態で入ってきて、その住居の住人をじぃっと見ているそうだ。
そんなこんなで魔よけのつもりで置かれたのが、くだんの天使像だと聞いた。
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