彼氏の留守中、部屋の片づけを頼まれた。
そしたら彼氏が亡くなったおじいちゃんからもらったという形見の食器をうっかり割ってしまった。
なんて事をしてしまったんだろうと泣きながら帰って来た彼氏に謝ったら
「怪我はしなかったか?!」
とまず聞いてくれて、切った手を手当てしてくれた。
「そんなに謝るな。形あるものはいつか壊れるもんだ。お前の怪我の方が問題だ。心配しなくても、じいちゃんとの思い出はたくさんあって、皿なんてなくたっていいんだ。」
と言ってくれた。
申し訳ないのとありがたいので涙が止まらなかった。
コメントを残す