最近職場で怪談が流行ってて、毎日皆の体験談とか聞けて自分大喜び。
で、今日のお昼にAさんから聞いた話が怖かった。
ひと月くらい前に、Aさんが寝てたら、いきなり耳元で
「さだまさ○!」
という大声が聞こえて飛び起きたそうだ。(ここで皆爆笑)
で、上半身を起こしたまま呆然と固まっていると、 今度は部屋のあちこちから、
「ここにもない…ここにもない…」
というささやき声が聞こえてきた。
で、部屋のどこから聞こえてくるのか集中して聞き取ろうとすると、また大声で
「さだ○さし!」
それが繰り返された。
最初は初めての霊体験にビビっていたAさんだが、だんだん大声の方がうっとうしくなり、 頭の中で、
『さ○まさしのCDならTVの上にあるから!それやるからさっさと出てけよ!』
と思った途端に、両方の声が消えたそうだ。
で、Aさんが次に気がついたら朝だったので、変な夢をみたな、と思いながら、TVの上にあるはずの○だまさしのCDを見やったら、 床に落ちてCDケースからCDが飛び出してて、 しかもCDにばっちり傷が付いてて、聞けるような状態じゃなかったそうだ。
最後にAさんは、
「幽霊が物を壊す=幽霊がそれを貰ったことになる、ってなるのかな。初めて知ったよ。あんなの初めてだから怖かった筈なんだけど、それより腹が立った」
というひと言で話を〆た。
さだのせいで皆大ウケしてたんだけど、今、最後のセリフを思い出して怖くなった。
幽霊が物を壊す=幽霊がそれを貰ったことになるなら、幽霊が祟り殺した相手なんかだとどうなるんだろう。
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