かなり昔の話です。
私の母の家系は霊感がある人が多く、私も消防の頃からちょっと霊感アリと言われていました。
小学5年まですんでいた家は焼場のすぐ近くにあったんですが、そこに住んでいる間だけ見る悪夢がありました。
普段私が寝ている場所になぜか父が寝ており、頭の方にある開いた窓から、マントをつけた、真っ赤な目をした大きな男が父を見下ろし、大声で笑っているのです。
私はその部屋の入り口から、その風景を見ている事しか出来ません。
同じ夢を何回見たか分かりません。
大学生になって田舎を離れ、帰省した時に母親とその家の話をしました。
「そういえば、あの家でこんな夢よく見てた」
というと、母親がびっくりして
「私、その男見たことある」
母が夜中に金縛りにあって目を開くと、マントをつけて足にびっしり毛が生えた男が枕元に立って、こちらをみおろしていた、との事。
「あれは私じゃなくてお父さんを見てたのか」
ちょっと鳥肌立ちました。
長文失礼。
ポポプラジル
ばけらった
経営に失敗して、借金して、それを全部押し付けられたんです