道を歩いてたらおしりを触られた。
振り向くと禿げたおっさん。
これはもしかして俗に言う痴漢だろうか。
びっくりして中村玉緒似の美声で
「おんぎゃわー」
と叫んだら逃げだした。
気が動転していた私は数秒後、その痴漢の後を追いかけることに。
全速力で走る痴漢の後を追うこと数十秒、最初は十メートル以上は差はあった距離も2、3メートルほどに縮まった。
あと少し、あと少しで追いつく。
しかしここでふと、痴漢を捕まえたらどうなるだろうかと頭によぎった。
いくら体型がプロレス型だろうと、成人男性に異種格闘技戦で勝つにはさすがに無理がある。
だが私の勢いは止まらない。
ついに痴漢に追いつき、そして痴漢を追い抜き、そのまま駅まで走り抜いてゴール。
疲労と達成感が心地よく、すがすがしい気分で家へ帰った。
まさか私が痴漢に遭うとは思わなく、そしてまさか追いかけっこで勝てるとは思わなかった。
ばけらった
痴漢もさぞ驚いたことでしょう!!
置換法(笑)(笑)(笑)
ポポ最高