学生時代の飲み会で自分がやってしまった恥ずかしい行動。
通ってたのが専門学校で、クラスのほとんどが進路は就職、俺も就職希望で就活してたんだけど、クラスの友人内で俺だけ内定が決まらなかった。
で、何とか俺の内定が決まったときに友人の一人が
「(俺)が内定決まったからみんなで飲み会やろうぜ!」
と提案。
俺は
「俺以外が内定決まったとき何もしなかったから俺だけってのは…」
と言ったんだけど、いいからいいからと押されて飲み会をすることに。
その飲み会、俺は友人仲間5人ぐらいでやるかと思ってたらなぜかクラスの半分が集まった。
元々俺の内定が決まる前に
「近いうちにクラスみんなで飲みにいかね?」
的な話が出てたんでそれで集まった人が多かったんだけど、
「(俺)君の内定おめでとう!」
「カンパーイ!!」
と、クラッカーがパンパン鳴り、家族以外に祝われた経験のない俺は少しびっくりした。
飲み会が始まって、酒がある程度回ってきたところで最初に飲み会を提案した奴が一言。
「おい、(俺)、お前はこんなにたくさんの人に祝われて幸せだな!」
それを聞いた俺、酔ってたからかなぜか目頭が熱くなっておんおんと大号泣。
クラス内でも体格がでかくて顔も老けてる成人男子の号泣は参加者にとってはさぞ奇妙なものだったと思う。
で、一通り泣いてから俺、さらに酒を飲みまくり、店中に響くぐらいの大声で
「みんなー!!大好きだぁああああ!!!!」
と絶叫、しかも二回。
そしてさらに
「みんな愛してるぞおお!!」
と叫びながら隣に座っていた女の子を抱きしめ、頭をワシャワシャ乱暴に撫でまくった。
そっから先の記憶は無いんだけど、後日聞いた話では普段無口キャラだった俺は号泣と愛してる宣言を数回繰り返した後ダウン。
同じマンションの友人に引きずられるように帰っていって、最後は部屋のベッドに放り込まれたとか。
それからしばらくクラス中でネタにされるわ何人かに
「お前Aさん(隣の人)が訴えたらマジ負けるぞ」
といわれたりで正直死にたかった。
結局Aさんは許してくれたので事なきを得たし、このおかげでこれ以降の飲み会のときに
「これ以上飲んだらまずいな」
というのが判るようになったのはプラスだったかもしれない。
この時の友人連中とは後日別件で縁を切るんだけど、今でもたまに思い出してクスリとしてしまう。
最後の方の文章が…
縁を切るくらいの出来事が気になる