漏れは霊なんて見た事も感じた事もないんだけど、1回だけ変な事があったな。
小学校の3年だか4年の頃、休み時間にトイレ(大)に行った。
無事用を足して、さて出ようと思ってトイレのドアを押すと、ドアが開かないんだよ。
力を込めて押しても全然開く気配もない。
勿論、カギをかけたまま開けようとしてた、なんてオチじゃない。
学校でウンコしてると、よく他の生徒がからかって色々イタズラしたりするけど、そういうんじゃない。
向こうからドアを押さえてるんだったら、こちらから押した時に相手の力が伝わってきたり、クスクスいう笑い声や息遣いなんかも聞こえてくるはず。
でもそれがない。
ドアは全くビクともしないし、向こうに人がいる様子もない。
その時漏れは何故か、まぁ、開かないんじゃしょうがねーな、と思ってまた用を足し始めた。
んでもうウンコも出なくなって、ダメモトでもう一回ドアを押してみたら今度は実にすんなり開いた。
単にドアのたてつけが悪かったのかも知れないけど、それよりも自分の行動の方が不思議。
学校のトイレに閉じ込められるなんて、小学生にとって1.2を争う恐怖のはずなのに。
加えて漏れは当時、オバケとか幽霊とかには、女の子よりも弱かったんだよ。
なんであんな落ち着き払った態度が取れたのかねー。
それが不思議っちゃ不思議。
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