昨日のことなのだが大変驚いた。
仕事で遅くなって、最寄り駅に着いたのが23時頃だった。
改札を出ると駅前のコンビニから出てくる父親の姿が見えたので一緒に帰ろうと思い
(夜道は怖いし、小柄なオッサンでも一人よりはマシと思った)、
「おとーさ…」
と声をかけようとしたところ、コンビニ前にたむろしていたDQNが
「なあ、おっさんさあ、ちょっとお小遣いくんないかな~」
と今時あんまり聞かないようなカツアゲをかましてきた。
ナイフのような物をチラつかせていて、私は
「警察呼ばなきゃ」
と携帯をバッグから出そうとしていると
「イテエ!」
の声。
顔を上げると何と小柄でどう見てもオヤジ狩りに遭いそうな父親がDQNの腕をねじ上げている。
「何すんだテメエ!」
と別なDQNが殴りかかろうとするとすかさず、ねじ上げてるDQNを盾にして身をかわす。
さらに
「こんな時間まで何やってるんだ!早く家に帰れ!警察に突き出すぞ!」
と一喝。
DQNは何か捨て台詞を残していなくなった。
「大丈夫?!」
と駆け寄ると
「何だ、見られたのか。恥ずかしいなあ。さ、帰るぞ」
と何でもないような様子で帰りました。
あれから帰り道、父に色々話を聞くと学生時代は合気道をやってそうです。
働き始めてからは遠のいていたようですが、最近になって運動不足解消に近所の道場へ通い始めたのだそうです。
父曰く
「案外衰えてなくて自分でもビックリしたよ」
だそうです。
父親の秘密を目撃からの地獄送りでしょう
こういうさりげない奴ほど強いんだよなぁ(笑)
かっこいい!!