去年、とある海外の縦走コースを友人とチャレンジしてきた
そこは結構有名なトレッキングコースで、オンシーズンは有料、人数制限ありというコース
おかげで、各所にある小屋(キャンプ場併設)に、何人くるのかが事前に分かるようになってる
自分たちがスタートした日は、ある意味最悪のコンディションだったが、無事に小屋到着した
が、夕方頃、小屋内が騒がしくなった
曰く
「今日到着予定の老夫婦がまだ小屋についていない。遭難したか、どこかで立ち往生している可能性がある」
とのこと
急きょ管理人とその場にいた男性数名が登山道を少し戻って、捜索したんだけども二人は見つからず
でも、幸運なことに二人は無事で、翌日の早朝に小屋に辿りつくことが出来た
「登山道のそばに、丁度二人が寝られる岩があったから、そこで一夜を過ごした」
らしい
そして、管理人さんが自分に教えてくれたこと
「ここに来るまでには、あの老夫婦が言っていたような岩はないはずなんだ。私はもうこの管理人ボランティアを引き受けて何年にもなるが、登山道の傍で、大人二人が横になって休めるような岩なんて一度も見たことがないよ」
山の神様が、老夫婦を助けたんだろうな、と今でも思ってる
(ちなみに自分も以前、同じ国立公園でソロトレッキングしたときに助けられてるw)
黙祷
日本だと山の神は女性が多いらしいが外国の山の神は男女どちらが多いのだろう?
素敵な話✨