宗教のお誘いを断った。
元々は仕事の同僚で、人見知りな自分を飲みに誘ったりしてくれて、嬉しかったんだが。
話していくうちに宗教の話題が出てきて、まぁその時は
『あぁそんなんやってんのか』
程度にしか思ってなかった。
その頃自分が仕事を辞めて、暫くしてからついにお誘いがきた。
ぶっちゃけDQN返し。
会話は箇条書だ。
で、宗教ネタなんで嫌な人は読まないでくれ。
知人「ねぇ今日、素敵なお話があるのよ」
自分「はぁ…なんですか?」
知人「こんな本読んだことある?(宗教の教本?みたいなのを差し出してきた)」
自分「…いや、ないですね(教本ぺらぺらっと流し読み)」
知人「毎朝太陽に向かってこのお経を唱えるだけで、病気とかよくなっちゃうの」
ここらで
『あ!これお誘いだ!』
と気付いた。
んで、どっかで見た宗教の断り方を思い出しつつ話し出す。
自分「へー!すごいっすね!」
知人「でしょう?うちの娘もこれを唱えただけでね、学校でいじめが無くなったり、勉強が出来るようになったり、恋人が出来たりしたのよ~」
自分「へぇ~。それって娘さんの努力じゃないんですか?」
知人「え?」
自分「いやだから~、いじめが無くなったのも、勉強が出来るようになったのも、恋人が出来たのも、娘さん自身の努力じゃないんすか?
○○(知人)さんは、娘さんの努力を褒めてあげずに、『この宗教の、このお経のおかげだ!』て喜んだんですか?」
知人「…いや…そういうわけじゃ…」
自分「で、なんでしたっけ?この宗教立ち上げた人は偉いんすよね?当然儲かってんすよね?
この本ほら、『物欲などの執着は捨て~』とか書いてありますけど、結局金に執着してんの立ち上げた人じゃないっすか?
んで、貴方も自分を宗教に入れようとしてる。ノルマかなんかあるんだか知らないっすけど、執着すんのやめましょーよ」
知人「…」
この辺でなんとなく相手が可哀相になってしまったので、
自分「○○さんが、以前自分を『お話しませんか』って誘ってくれた時、マジ嬉しかったんです。
友人も少ないから、本気で喜んだんすよ。
でも今日、久しぶりに会ったら宗教の話ばっかになってて…あぁ、そういう目的だったんだなと思ったらなんか悲しくなりました」
知人「…ごめんなさい」
自分「うん、まぁでもこれで縁は切りますから。これからは一切連絡しないでください。それじゃ」
それで帰ってきた。
武勇伝でもないな。
切なくなってしまったよ。
いんじゃない、スカッとするジャンルで良い
※け※だいさ※の、書いた本?
切ないな
大作どんの宗教じゃないことは確か
創価じゃなくて良かった。「娘さんの努力じゃないのか」と尋ねたら
「違うわよ!池田先生のお陰よ‼」となるよ