高校時代、霊感が強い男の友人がいた。
守護霊が見えるんだと。
で、友人たちの間で、どんな人が守護霊についてる、という話になった。
ちなみに俺は、3人いるそうな。
ひとりは、学者っぽい頭の良さげな人。
二人目が兵士か軍人か、そっち方面の人。
三人目が、政治家か官僚かなにか、そう仕事をしてた人。
ま、そんなもんだろ~ということで、みんなで大笑いしてその場は終わった。
時は流れて大学時代。
霊感があるという女の子と知り合った。
で、その時も守護霊の話になった。
「昔見てもらったことがある」
って話だけして、高校時代に見てもらった時の内容は完全に伏せて、彼女にも見てもらうことに。
彼女も、俺の守護霊は3人いる、と言った。
教師か教授か、何か人を教える商売をしてた若い人。
日本軍の軍服らしい、古い軍服を着てる中年の人。
武士、といっても、平和な時代にどこかの藩に勤めてた武家のおじいさん。
……ええと。
その女の子に惚れてたし、カッコ悪いところ見せたくなかったから笑ってごまかしたけど、内心はマジでビビリまくりでした。
その女子とその後どうなったのか詳しく