5~6年前、初めてアメリカに滞在したとき。
日本にハガキを出そうと思って町外れの小さな郵便局へ行って切手を買った。
持っていったハガキにその場で切手を貼ろうとしたら、切手の裏に糊がついてない。
ありゃ、アメリカの切手って糊もついてないのかよ?
しょーがねえな、と思って、窓口のおじさんに
「糊、置いてありますか?」
と聞いたら、ニヤニヤ笑いながら
「貼ってやるから、その切手、貸してみ」
と言われた。
言われたとおり渡したら、切手の裏をペロっと剥がして貼り付けた。
シール式の切手だった… orz
思わず
「ああっ、そうなってんのー!?」
と言ったら、ケタケタと笑われた。
当時、日本の切手ってほとんど糊がついてるやつで、シール式のなんてなかった気がする。
俺が知らなかっただけかもしれないけど。
郵便局で糊を貸してくれなんて…
日本では切手をいちいち糊つけて貼り付けんのか?
と思われたかも。
あの糊とペロッとなめる。それらは日本の文化で、誇りの技術だよ。それができないからシールなのさ!
なんとシール式かぁ!? それも便利だぁぁぁ
日本でも今はほとんどシールだろ?