オレの話ではないけど母から聞いた恥ずかしい話
ウチの両親が定年を機に、二人でラスベガスへ旅行に行ったのさ
んで、その日の市街観光を終えてホテルに戻ろうとバス停でホテル運行のシャトルバスが来るのを待っていたらしい。
でもそのシャトルバスが待てど暮らせど来る気配が無い
でも、予定時間はとっくに過ぎてる。
同じバス停で待ってる日本人観光客も痺れを切らし始めてたらしいんだ。
でも、みんな親父と同じ年くらいの英語の苦手な人たちばかりだったから、ホテルへ電話で連絡とかも出来なかったのさ。
それを見てウチの親父は立ち上がった、もともとスジの通らない事が大嫌いだからね。
「ヨシ任せなさい、ワシが電話をしてやる!」
集まる羨望の眼差し、その瞬間ウチの親父はヒーローさ、そしておもむろにホテルへ電話をかけてこう言った。
父「バスが遅れとるぞ! バカチンが!! シャンとせんか!」
母「そ、それをね(笑)、お父さんがね、もの凄く大きい『日本語で』ね・・・(爆笑)」
まもなくバスは来たそうだが、その間、母は周りの観光客からの視線が恥ずかしくて仕方なかったそうな
バカチンらしいな
なんか微笑ましい