2歳男児、最近寝つきがすこぶる悪い。
平気で1時間くらいかかる。
8時からとはいえ、さすがに暗闇の中1時間も横になってると結構こちらも眠くなってくる。
なかなか息子も寝ないし…、と思って、
「かーしゃん、あのねぇ」
と言っているのを、寝たフリしてシカトしてみた。
最初は、
「かーしゃん、あのねぇ、あのねぇ。」
と言っていたが、しばらくすると静かになった。
諦めて寝たかな?と思ったら、小さな声で
「…うぐっ、……っく、……ぐぐっ」
という声が。
薄く目を開いてみると、真ん丸に目を見開いた息子が、自分の口元に一生懸命タオル押し当てて、声を押し殺して泣いていた。
どうやら母が寝てしまって寂しくなってしまったが、起こしてはいけないと思ってくれたらしい。
ぎゅーーっと目をつぶった息子の目からは、大粒の涙がボロボロとこぼれました。
慌てて
「ごめんごめん、寝ちゃったよ。」
と声をかけたら、盛大に
「うばあああああああああああん!!!」
ごめんね、もう寝たフリなんてしないからね。
これはたまらん
そんな苦労も、楽しみも、今だけだよ!?小学生も高学年なったら、親なんかいないほうが!なんて言い出すからさ!
はい!はんせーモードです。つい 憎まれ口で!?
三歳半ぐらいまでのそんな思い出があるからこそ、普通の親は育てていけるんだから野暮なことは言わないの