中1のころの話
文化祭の準備のために遅くまで学校に残ってたら、隣の部屋から騒ぎ声が聞こえてきた。
正直かなりうっさい。
先輩に文句言うのもなんだしなー・・・とチキンな漏れは思ってしばらく我慢してんだが、あまりにうるさかったので、ついにしびれをきらして隣の部屋に乗り込んだ。
そしたら、ギャルっぽい男女が5,6人くらいでお菓子食べながら騒いでた。
女は何故かロンスカ履いてた。
香具師らは俺を見ると凄い目で睨み付けてきた。
でも何もいわない。
何もいわずに睨み付けられた漏れは怖くなって
「何でもないです、すんません・・・」
と謝って、そのまま部屋を後にした。
翌日その部屋の前を通った時に、友達にその事を話したら
「えっ?ここってドアの向こうコンクリになってるだろ?ほら」
と言われた。
確かにドアの向こうはコンクリートの壁が一面に広がっている。
じゃあ漏れが見たのは何だったんだ?
昔々に死んだ大先輩では
地味に怖いな…
幽霊だな