高校2年生の修学旅行のとき、北海道から夜行で上野、そして新幹線で早朝、京都へつきました。
胃腸が弱い私は、朝の便意は重要な日課でした。
京都駅について、バスにのりこみ発車する時、やってきました!
でも、ぜったい我慢できない!意を決して、「先生!トイレに!」と、バスをおり、駅の中を走りました。
売店のおじさんにトイレの場所を聞き、やっとの思いでトイレにつくと、ざっと、10人はおばさまが並んでいる!!
極限に達していましたが、なんとか平静を装って並んでまちました。
やっと、私の番まできた時、トイレにかけこんで入ると紙がないことに気ずいたのです。
個室のまわりをみても、代わりになるようなものもない。
半分泣きながらトイレから出ると、次にならんでいたおばさんが、私の状態に気ずいてくれて、ポケットティッシュをくださったのです。
ありがとう!本当にありがとう。
ホッとして、バスに戻ると15分は私のために待たされているバス5台、約240名の冷たい視線が・・・・あの時のおばさんにもう一度お会いしたい。
その時のティッシュの価値は計り知れないな
紙は我を見捨てなかった
辛いな