田舎で農業を営んでる若もん(女)ですぅ。
1年くらい前の話ですが、紅いも掘りの作業をもくもくとこなしておりました。
お昼になり、木陰でちょっと休もうかと腰を下ろした途端、左のお尻のほっぺに痛みを感じました。
慌てて立ち上がり、お尻を触ってみると、少しズキズキ。
夫にも確認してもらいましたが、何ともないとのこと。
きっととがった石の上にでも座ってしまっただけだろうと思い、その日はいつも通り作業を終えました。
家に帰ってお風呂に入ろうとして風呂椅子に座るとわすれていた痛みがよみがえってきました。
「傷にばい菌でも入ったかな?」くらいにしか思ってなかった私は、そのまま放置していました。
日に日に痛みは増し、心なしか腫れてきています。
それでも、日々の生活に追われてほっといていました。
10日後の夜、とうとう寝られないほど激痛が走り、夜中に救急病院へと車を走らせました。
そして、医者も
「ばい菌が入って膿ができてるのでしょう。少し切って(膿を)だしますね」
と言われ、手術が始まりました。
私はうつぶせになり、局所麻酔をされました。
手術が始まって5分後、いきなり先生の
「ウォッ!何だこれは・・・?」
という声が聞こえ、何が起こったのだろうとドキドキものでした。
そして看護婦の「クスッ」という笑い声が聞こえるのです。
「何だよぉ、人のケツ見て・・・」ってな感じでしたが、術後の説明では、私自身も同じような反応をしてしまいました。
医者が目の前に出してきたブツは、白い米粒大の虫の卵でした。
しかも孵化していて小さな虫(ムカデ状)が出てきています。
それも産まれてすぐ死んだ様子(人のお尻の中では虫も生きられないらしい)そして、その虫からさらにショッキングピンクのかさを持つのきのこが生えてきているのです。
とがった石の上にあった虫の卵がお尻に刺さり、孵化したが死に、その虫の死体から新たな生命が誕生していたのです!
感動してる場合じゃない。
激痛だ。
私は痛みに耐えながら虫&きのこを体内で産み育ててたんですね・・・。
マムシに咬まれてたってオチかと思ってたら違った
海で怪我して傷口にフジツボが…って話に似てますね
フジツボのは信憑性がないけど
虫はありそうだよね
((((;゜Д゜)))
気色悪い
冬虫夏草か