販売業で事務をしているのだが、ある日、膨大な顧客データを私の部署で皆で手分けして入力する事になった。
その時、私は他に頼まれていた仕事があり、入力作業には中々取り掛かれないでいた。
で、やっとそれを片付けた後に入力を始めてしばらくすると、うちの部署のいわゆる「お局」が私のPC画面の入力件数のカウンターを見て、
「あんたが一番入力件数が少ないね。他の人はちゃんとやってるのにねえ・・・。」
と言って来た。
「すみません。でもちょっと他にやる事があったもんで・・・」
と言うと
「あのね、みんな他にやる事なんてあるのよ。お茶の当番とかね。でもね、そんな事みんな言わないよ、あんただけだよ。」
いや、私が言ってるのはそういう日常の事じゃなくて突然に他から頼まれた仕事なんですけど…
しかしコイツには何を言ってもムダムダムダ。
私はひたすら入力作業に専念した。
トイレ以外は一切離席せず昼ご飯も5分で終了。
皆がタバコ吸ったりお茶飲んだりお菓子食ってるのを横目にひたすら入力入力入力
あくる日も始業時間より30分早く来てひたすら入力。
そして昼前の11時頃だろうか、隣の「お局」の入力カウンターを見ると私よりも100件以上少ない(!)
(やった)と内心ほくそえんでると隣の「お局」が私のPCの入力カウンターをいやらしく覗き込み、
「ちょっとは進んだのかしら?」
と言ってきた。
私は無言でいたが、「お局」は自分が抜かれたのが分かるのに時間はかからなかった様子。
そこで私は、
「Kさん(お局)は責任者だから色々頼まれ仕事が多いの、分かりますよ。だからこの私なんかより件数が少ないからって、Kさんがさぼってるなんてだれも思いませんから」
と言ってやった。
胸かすっとした。
効率の悪い社畜
ナイスショット
今時お茶の当番って・・・・・