小学校の高学年の頃、近くの団地の公園にある2mぐらい高い塀のようなところで鬼ごっこをしていた。
私は鬼ではなかったし、追いかけられていなかったので気を抜いていた。
向こうから鬼が見えた。
小さかった。
が・・・だんだんその姿は大きくなっていった。
「こっちへ来る!捕まっちゃうぅ~!」
私のいるところは、行き止まりだ。
焦る心・・・鬼はもうすぐそこまで来ている。
(鬼は嫌だ!だって、なかなか捕まえられないんだもん!嫌だ!)
私は、反射的に飛び降りた。
下に木が生えていて、そこに落ちた。
スカートは捲れあがり、足は枝で切れ、手は枝が刺さったのでちょっとした血まみれ。
しばらく動けなかった。
頭が真っ白になった。
すぐに病院に行ったので平気だった。
医者は、
「無謀です。」
と一言親に言ったらしい。
痛かった~。
投稿者は女子らしいが 顔に大きな傷でも出来たら 一生泣く羽目になるところだったな