階段の手すりに腰掛けて滑り落ちるのが小学生の頃大はやりして
「ちょっと人と違った滑りを」
と思った私は 放課後一人で新しい滑り方を考えていた。
その時に思いついたスーパーマン風味。
まだ、周りにその滑り方をしている人がいなかったので
「いけるかも」
試験的にやって見た所、うつ伏せになっているのでどこで手すりが終わるのかが見えずそのままの格好で顔から落ちた。
とりあえずとても痛かったので、ぜったい鼻の骨折れてると確信したが、鏡を見ると、血だらけ。
鼻血かと思ったら鼻の下がすりきれてた。
やがてその傷はかさぶたとなり、しばらくクラスでは「チャップリン」というあだ名がついた。
いちよ女の子なのにね。
しかも鼻は何ともないなんて。
女の子は顔を大切にな
ばか女