武勇伝になるかどうかわかんないけど、自分なりのプチ武勇伝。
10年以上前、まだギリ10代の頃。
彼氏がぼんやりした人で、とある詐欺に引っかかってしまった。
それでどうやら詐欺業者にいいカモとして番号が回ったらしく、勧誘・詐欺業者から電話がかかってくるようになってしまった。
遠距離恋愛だったのに自宅電もPHSも出てもらえなくて、心配で部屋を訪ねたら部屋の隅に蹲る、半ばノイローゼ状態の彼氏発見。
自宅電は線が抜かれ、PHSは電源が落ちてた。
事情を聞いた後、どのぐらいひどいのか確認するために自宅電をつなぐとさほど待たずに着信。
内容は契約した覚えのない通信講座の代金請求。
本人以外が電話に出たため、微妙に腰が引けながらもとにかく代金を振り込めと繰り返す業者。
今は報道番組などで架空請求業者に凸したりの番組もあるけど、当時はそんなのも無く軽くパニックになりながら対応した。
契約した、してないの水掛け論が続き、ふと契約書の存在を思い出して
「契約書の写しを送れ、それが本人直筆なら払う」
と伝えると業者は何故か
「今から契約書を送るから書いて送り返せ」
と言い出した。
「契約書を書いてないのに契約済みだから金払えとはどういうことだ」
と問い詰めると上司に替わると言い出す。
替わった上司とやらは怖そうな声のおっさん。
言葉は柔らかいながらもやんわり恫喝される。
こっちは小娘だし正直怖かった。
でも契約してない請求には応じられない、とひたすら突っぱね続けてたら結局最後は暴言吐かれてガチャ切りされた。
その後自宅電・PHSにかかってくる勧誘と詐欺請求をガンガン断ってたら1週間ほどで着信がほぼ無くなった。
一日5、6件を1週間だから30以上の業者を断ったんだと思う。
詐欺なんかに一銭も払うか!と、とにかく必死だった。
彼氏には断り方のフローチャートを紙を書き、それを元にロープレしまくって一人でも断れるように鍛え上げた。
ついでに新聞の勧誘、宗教の勧誘、路上のキャッチセールスなどの対処法も徹底的に叩き込んだため、一時期「鬼軍曹」と呼ばれる羽目になったorz
その後はなんとか彼氏も電話ノイローゼから回復したので帰宅。
特に詐欺に引っかかったりすることも無く、今に至る。
私に詐欺業者等の対処法を教えててくれた両親に感謝。
微妙な話でごめん。
そんなに不甲斐ない彼氏は別れたら?
だめ彼氏を叩き直すお姉さんすごい素敵じゃなw