4~5年前、流星群が来るということで知り合い数人と 山奥まで観にいった。
いろいろ話し合った結果、電車のトンネルとトンネルの間は真っ暗でよく観える、ということでトンネルをくぐることになった。
当然俺は反対したが、先輩の、
「この時間(深夜2:00)には、電車は通らへんから。」
の言葉を信じ付いていった。
最初は、スタンド・バイ・ミーの真似ごとのようで楽しかったが、 トンネルは見た目よりもかなり長く少し不安になってきた。
とその矢先、先の方に見える電車用の信号機が赤から青に変わった。
我らの顔も青くなってたことだろう。
猛ダッシュでトンネルを抜けた後に、貨物列車が通過していった。
電車に追っかけられるなんて、本当にスタンド・バイ・ミーだった。
轢かれたら新たな心霊スポットに成るところだった