部室に7、8人いるときに、気が抜けていた私は姿勢を変えた拍子にブッ!と快音とともに放屁してしまいました。
一気に無言の視線が私に集中。
私はおならした姿勢で硬直して必死に匂いを鼻で吸い込みながら人生の終了を悟った。
その時、私のそれよりもはるかに大きく高らかな響きが部室に鳴り響いた。
今度はみんなの視線がそっちに移った。
猛者の正体は普段おとなしくて目立たない小太りオタク系のH君だった。
彼は眼鏡を触るいつもの癖とともに一言
「もらい屁が出てしまった…。」
とクールに言い放った。
部室はその一言で呪縛が解けた様に爆笑の渦に。私もなんとなく気まずさが薄れて
「ちょっとwもらい屁って元凶は私ですかw私だねwごめんよお」
って流れの中で素直にカミングアウトできた。
私の中で彼は「絶体絶命のピンチを一発でひっくり返す男」として尊敬の対象になりその後告白したけど
「おならが付き合う理由ってちょっとw」
と断られたww
しかし積極的ストーキングの甲斐あって向こうから告白してもらえて現在彼氏彼女です。
長文な上最後2行は私の武勇伝でスマン。
ガチストーカー彼女
どんなフォローがあっても女の屁は引く