パン屋の店長をしていたときの話。
私が休み明けに出社すると、バイトの子に「昨日おかしな客が来たんですけど…」と報告された。
若い男の客が、大量にパンを買って金を払い終わった後、その場で
「これ捨てたいんだけどゴミ箱はどこ」
というらしい。
対応した女の子は怖いので言うとおり捨てたという。
私はバイトの子たちに
「来たら私にすぐ教えて。私がいなかったら刺激しないようにそいつの言うとおりにしておいて」
と通達した。
何週間かあとにもまた来たと報告があったが、私は所用で店にいなかった。
お店の子達は「刺されそうな容貌だった」と不安がり、親に辞めなさいと言われた子もいた。
私が店長になってから、赤字だったこの店を盛り返すためにバイトの子達と一生懸命やってきた。
人材は宝。
辞められるのも痛手だが、彼女たちに危害を加えられるかもしれないと思うと不安で、悔しくて、どうしたらその男を撃退できるか日々考えた。
そいつの3回目の襲来のとき、私は店に居合わせることができた。
入店直後から様子がおかしかったが、レジの前で「うおおおお」と小さく声を上げたとき、私は例の奴かもしれないと思って対応を頭に思い描いていた。
案の定大量のパンを袋詰めし終わったとたん捨てたいと言い出した。
私「そういうことを承ることはできません」
男「別にお金払った後のものをどうしようと勝手じゃないですか!」
私「店の中でそういうことをするのはやめてください。 どうしても捨てたいのならご自宅でどうぞ。他のお客様にもご迷惑です」
男「何も法律に違反することはしていない!ただ捨てたいだけだ!」
私「買ったばかりのパンを捨てたいという人間を見たら、他のお客様がご気分を害されます。悪影響が出るんです。威力業務妨害といって立派な犯罪ですよ。以後あなたはの店の出入りは禁止します。しつこいと警察を呼びますよ。@@さん(バックヤードに避難させていたバイト)110番してください」
男「ぼ、僕は何も悪いことしていない!」
私「悪いことをしていなかったら堂々と警察に話しなさい。警察には以前から相談して、110番するように指導を受けているんです。弁護士にも相談済みですよ。」
男「うわああああ!!(地団太を踏む)うわあああ!また来ますから!」
私「どうぞ。また通報するだけです。はい、お忘れ物ですよ。(パンの袋を渡す)」
男は走り出ていった。
ほんとはすごく怖くて男が出て行った後へたり込んだ。
男はぎらぎら目をむいて小刻みに動き回っていたのが本当に気持ち悪かった。
もちろん警察にパトロール強化してもらい、その後数ヶ月の間、バイトの子には防犯ブザーを持たせ、行き帰りにも気をつけるように言って対応させた。
でも、奴の言動から見て、そういうことする可能性は低いと思っていた。
結局男は2度と店に現れなかった。
気違いは何をしたいのか丸で理解出来ないな 棄てるくらいならホームレスに上げたりすれば良いのに
カッコいいぃ〜
たとえばですが、※田大※の暴露雑誌が販売されるとして、熱狂信者は、どうするだろうね。
自費で買って、捨てるかも。
あんたの店 つぶす気の嫌がらせ?これで終わると思ったら、大間違いでない?
精神異常者だな