国道をノリノリで熱唱しながらドライブ、赤信号で停車中。
その時、前の軽自動車が急バックして俺の車と衝突。
俺は車道の端へ車を寄せフロント部分を見ていた。
軽自動車の運転席から出てくる男。
18~20くらい、上下ジャージ、金髪プリンの見た目DQN。
ヘラヘラしながら近づいて来て
「すいませんw俺の知り合い板金やってるんでそこに頼んだら完璧に直せるっす」
俺「これ国産じゃないからディーラーに出すけど、とりあえず警察呼ぼうか」
DQN「いやいやいや、まじ警察勘弁っす。マジ知り合い完璧に治せるんすよ」
俺は無言で携帯から警察へかけようとすると、そのDQNは俺の携帯を取り上げ
DQN「いやいやいや。マジで。マジで。なんなんすか自分マジで。」
と、俺の車のフロントガラスを叩いた。
ちょっとムカついたが我慢。
この我慢は後で分かるが俺からすると必然的なものだった。
DQNも相当イラついている様子。
しかし、ちょっとそこはムキになって携帯を取り返し、改めて話を聞いた。
DQN「あれ女の車なんすよ。せめて女が運転してたって事にしてくないっすか」
俺「アホかw彼女も今乗ってんの?彼女になすりつけるとか最低やなw」
DQN「マジ頼みますって。俺今、免停中なんすよ」
俺「知らんわw保険とかおりないじゃん。大丈夫かこれ。払える?」
DQN「は?ゆすってんすか?俺○○組の幹部知ってるんすよ」
俺「www」
助手席からDQNの彼女が降りて来たところで、俺は警察へ電話。
↑ここまでのやりとりは全て俺のドライブレコーダーで音声付で残っており、警察2人・俺・DQNの4人でそれを見ていた時、DQNは泣いていた。
また、その彼女は無免許で、その軽自動車は彼女は姉のものだった。
ドライブレコーダーを付けて3年目、初めて付けてて良かったと思った。
ただ検証の為に繰り返し再生される度に俺の熱唱からスタートするという辱めも受けた。
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