ストーカーにより同棲していた彼氏と別れて家から追い出された時の話。
ストーカーされるような女だったとは…マジで、そういうやつムリっ。
別れよう。
明日にでも出てって。
こんな事を言われたら出ていくしかなかった私…
アパートを探すにも仕事が忙しすぎる。
何よりショックが大きくて外に長時間いるのも怖い。
友達の家に泊まるも長期居れるワケではない。
恥ずかしい事にサイトで泊めてくれる人を募集していた私。
忘れかけた頃にサイトを見てみたら、体目当ての人達ばっかりで「泊めてあげるからヤらせろ」ってのが多くて、やっぱりそうなるよなぁ…と思っていたら1つだけこのメッセージが…
「あなたの募集を見て血の気が一気に引きました。部屋は空いています。○○区の○○ってとこですがアパートが見つかるまでの間、泊めてあげることできます。日にちと時間、場所を教えてくれれば向かいに行きます。」
私は迷うことなく返信してしまい待ち合わせの日、大変な事をしてしまってるのではと不安になりながら待ち、知らない人の車に乗り、なぜ募集してたのかなど質問された事にだけ答え、知らない家で寝る…
朝起きても手を出してくる事なく、むしろディ○ニーランドに連れて行ってくれたりして私の傷口の深さを探るように扱う知らない人。
時に体が弱い私が過労で倒れても嫌な顔をせず、胸の辺りに帯状疱疹ができて見るのが怖いから薬を塗って欲しいと恐る恐る頼んでも平気な顔をして治るまで塗ってくれたり…
そんな日が2ヶ月すぎ、私は仕事しながら不動産屋さんに行って帰ってきてできるだけ家事を手伝うって事をしていました。
やっと物件を見つけてリビングで資料を見ていたら真面目な顔をして
「アパートが見つかりそうなとこ悪いんだけど…」
私は一瞬で何を言われるか察知しました。
あぁ…そろそろ出て行かなきゃいけない時がきたんだなぁ…と。
「もう…探さなくていいよ」
え?
「このまま一緒にいよう。」
??
「俺がちゃんと面倒見てあげるし前の奴と同じ事しない。俺が彼氏で…いいよな?」
答える間もなく
「ありがとう」
何故か…ありがとうと言われた私。
泣くかと思った…
ありがとうって言うの…ズルいよ…
知らない人は私の彼氏になり今月で同棲8ヶ月目になりました。
次は私が言う番です。
ありがとうって。
『田中(年齢–歳・♀)』さんからの投稿です。
ありがとうございます。
その人がストーカーだったんじゃね?