私の父は真面目で寡黙、自分にも他人にも非常に厳しいひとだった。
中学生の時のこと。
リビングで寝ていた父が突然ガバっと起き上がり隣でテレビを見ていた私に言った。
「比叡山いこっ!比叡山!」
私が( ゚д゚)ポカーン な顔をしているとまたすぐに寝てしまった。
どうやら私が小学校のときに家族で比叡山へ登った時のことを夢に見ていたらしい。
普段の物静かな父とのあまりのギャップに萌えてしまった。
朝になってこのことを言うと 「知らん!覚えてない!」とのこと。
このころは家族仲があまりよろしくなくて父なりに昔のようになりたいと頑張ってたんだろなぁ・・。
結局一緒に行ってあげることは叶わなくなりましたが、残された家族は今仲良く暮らしてるよ。
心配しないでね。
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